サーバーの種類を徹底解説

目的にあったサーバーの選び方

(画像引用:ぱくたそ

ブログの運営がある程度軌道にのってくると、カスタマイズしたり、アフィリエイトを掲載したりするために、サーバーを借りることを考える人もいるでしょう。しかし、レンタルサーバーには様々な種類があり、どのように選べばよいのかわからないという方も多いと思います。

この記事ではサーバーの種類についてわかりやすく解説しています。自分のニーズにあったサーバーを探す際の参考にしてください。

サーバーとは

(画像引用:photo-AC

サーバー(server)とは、ネットワーク上の他のコンピュータにファイルなどのデータを送信するコンピュータ、またはその役割をするプログラムを指します。サーバーからファイルなどのデータを受け取るコンピュータはクライアント(client)と呼ばれます。

以下、サーバーが必要な理由と役割を詳しく解説していきます。

サーバーが必要な理由

文章や写真、音楽、動画などを使ったブログがインターネット上に存在するためには、そのデータを格納する場所が必要です。その場所を提供しているのがサーバーに当たります。サーバーをインターネット上の土地と考えると理解がしやすいでしょう。土地の上に建っている家がブログやサイトになります。

あるサーバーを使いブログを作ると、インターネット上に住所であるアドレスが割り振られます。ブログの訪問者は、インターネット上の住所を手がかりとし、サーバーにアクセスすることで、ブログを閲覧することができるのです。

サーバーの役割

サーバーは、ネットワーク上の他のコンピュータからのリクエストを受け、それに応えてサービスを提供することを役割としています。外部からデータのリクエストがあった場合はデータを送信し、データの入力があった場合はデータを処理し、保存します。

ブログの訪問者は、まずインターネット上の住所を管理するサーバーに、サイトの住所を問い合わせます。次に、住所を訪ねたクライアントは、ページのデータを保有しているサーバーにページのデータをリクエストします。送信されてきたデータを元にクライアントはページを表示します。

さまざまなサーバーの種類

(画像引用:ぱくたそ

サーバーとは、ひとつの機能、ひとつの形態のものを指すわけではありません。一口にサーバーと言ってもさまざまな形態・役割のサーバーがあります。

以下では、さまざまなサーバーの役割を種類ごとに解説します。

自宅サーバーとレンタルサーバー

自宅サーバー

サーバーはレンタルだけでなく、自分で固有のものを保有し、自分専用に管理することもできます。ハードウェアとしてのサーバーマシンを購入し、必要なソフトウェアをインストールし、環境を構築すれば自宅サーバーが作れます。

自宅サーバーのメリットとしては、必要に応じてハードウェアの性能を決められ、環境設定の自由度が高い点が挙げられます。デメリットとしては、マシンの購入費用、環境設定やメンテナンスの手間、セキュリティ面での懸念、電気代の負担などが挙げられます。

レンタルサーバー

レンタルサーバーは、サーバー事業者とサーバーとしての機能を借りる契約をして利用します。比較的コストをかけず安価にサーバーの運用ができ、保守点検などの手間がかからない点がメリットですが、自宅サーバーと比べると設定の自由度が劣る点がデメリットです。

なお、レンタルサーバーの中にはVPS(Virtual Private Server)と呼ばれるサーバーがあり、1台のサーバーの中に、仮想的にサーバーを立ち上げる仕組みを持つものがあります。この形態のサービスは設定の比較的自由度が高く、費用を抑えつつ自由度を高めたい場合にはVPSの利用を検討するとよいでしょう。

また、1契約で複数台の仮想サーバーを利用できるようになるパブリッククラウドという形態のレンタルサーバーもあります。必要に応じて必要なだけのサービス提供を柔軟に受けられ、費用の負担が抑えられる点がメリットです。

レンタルサーバーの選び方

レンタルサーバーを選ぶ際に重要なポイントは「費用」と「容量」です。レンタルサーバーには無料で利用できるものもあれば、有料のものもあります。レンタルサーバーのサービスを提供する事業者は数多くあり、事業者や契約内容によって、価格や機能・転送速度・付加サービスなどに大きな違いがあります。

例えば、アプリケーションなどのインストールに制限を設けられていたり、契約によっては、一日あたりの、あるいは一か月あたりの通信の容量に制限を設けられていたりする場合もあります。制限を超過するとデータ転送速度が低下したり、追加の料金支払いが必要になったりしますので、それぞれのサービス内容を比較検討して、自分の目的にあった事業者や契約内容を選びましょう。

メールサーバー

メールサーバーとはメールの送受信に必要なサーバーのことです。送信と受信はそれぞれ別のサーバーが必要です。送信サーバーはSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバー、受信サーバーはPOP3(Post Office Protocol version3)サーバーと呼ばれています。

SMTPサーバーはユーザーが作成したメールを、後述のDNSサーバーの助けを借りて宛先のメールサーバーを割り出して送信します。POP3サーバーは郵便でいうところの私書箱のような働きをするもので、届いたメールはPOP3サーバー内の各自に割り当てられたメールボックスに保管され、ユーザーは自分あてのメールをメールソフトを用いてそこから受信します。

データベースサーバー

データベースサーバーとは、管理ソフトを用いてデータベースを格納し、クライアントのリクエストに応じてデータの入出力を行うサーバーです。

データベースは一般的に「行」と「列」を用いた表計算ソフトのような形でデータを格納しています。ECサイトのデータベースであれば、商品名や価格、色などのさまざまな内容のデータが格納されています。ユーザーが「条件絞りこみ」機能を用いて検索した場合、指定された条件に合致する商品のみをデータベースから抽出して出力することがデータベースサーバーの役割です。

Webサーバー

Webサーバーは、ブログやホームページを表示するために必須のサーバーです。文章や画像、動画データなどのコンテンツに必要なファイルを格納しており、クライアントのリクエストに応じて表示するページに必要なデータを送る役割をします。

訪問者がページを閲覧しようとすると、ブラウザソフト(SafariやChromeなど)はWebサーバーに対してページのデータをリクエストします。Webサーバーはリクエストに応じてデータを送り、ブラウザが受け取ったデータをもとにページを表示します。

SSHサーバー

SSH(Secure Shell)とは、暗号や認証技術を用いて安全に他のコンピュータと通信する際のプロトコル(ルール)を指します。SSHサーバーは、通信内容を暗号化して安全に通信を行うためのサーバーです。

個人情報やパスワードなどをネットワーク経由で送信する場合、暗号化せずにデータ送信すると傍受されてしまう可能性があります。SSHサーバーは、リモートコンピュータ(通信相手のコンピュータ)との間に介在し、通信を暗号化することで、傍受されても情報が漏えいしないようにしてその通信の安全性を保ちます。

FTPサーバー

FTP(File Transfer Protocol)とは、日本語でファイル転送プロトコルと訳され、ネットワーク上でファイルの送受信を行う際のルールを指します。FTPサーバーは、FTPにもとづいてファイルの送受信を行うサーバーソフトウェアを指します。

ブログのコンテンツである文章や画像ファイルなどをWebサーバーにアップロードする際や、サーバーに保存されているデータをダウンロードしてくる際はFTPクライアントというソフトウェアを用います。しかし、近年はブラウザがFTPクライアントソフトの機能を備えていることが多いため、ファイルの送受信をする際に閲覧者がその存在を意識することはほぼありません。

DNSサーバー

DNS(Domain Name System)サーバーは、インターネット上の住所であるIPアドレスと、サイトの名前であるドメインを結びつける役割をします。たとえば総務省のIPアドレスが「118.243.189.116」というものだったとします。DNSサーバーは、数字の羅列であるIPアドレスを「soumu.go.jp」という名前に変換します。

ユーザーが総務省のサイトを訪問しようとしたとき、まずDNSサーバーに「soumu.go.jp」のIPアドレスを問い合わせます。ユーザーはDNSサーバーから返されたIPアドレス情報をもとに総務省のサイトにアクセスします。

まとめ

サーバーにはさまざまな種類のものがあり、Webサービスは多くのサーバーの働きによって成立しています。あまり馴染みがないとサーバーというと難しく感じてしまうかもしれませんが、事業者が提供するサービスを利用するだけならそれほど難しいことはありません。

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