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次世代ホスティングサービスを目指して。

ロリポップ!レンタルサーバーでは、より快適なウェブサイト運営が行えるサービスを提供するため、
サーバー環境の改善と革新的な技術の導入に挑戦しています。

ウェブサイト高速化への取り組み

1. すべてのお客様にハイスペックサーバーを提供

これまで、ロリポップ!の最上位プラン「エンタープライズ」で提供してきた新サーバー環境を、順次すべてのプランで提供します。新しいWebサーバーでは、マルチコアCPU、6コア12スレッドの合計24スレッド採用。データベースサーバは高速SSDを使用します。さらに、上位プランを選択すると利用制限が緩和され、より快適な環境でご利用いただけます。エンタープライズプランでは、今後も提供可能な最新のハードウェアに優先的に対応し、最も優れたサーバー環境を提供し続けます。

2. モジュール版PHPによるレスポンスの高速化

従来、共用サーバーでのモジュール版PHPの提供は、Apache権限でPHPが動作するために個々のユーザー領域の設定ができず、セキュリティに問題がありました。ロリポップ!では、独自に開発した権限分離アーキテクチャにより、大規模環境においてモジュール版PHPの高速性能を維持しつつ、安全に権限分離できる環境を構築。この技術は、パフォーマンス上におけるイノベーションの達成といえ、WordPressをはじめとしたモジュール版PHPで実行するプログラムでは、CGI版PHPに比べ大幅な速度改善が見込めます。これにより、圧倒的なコストパフォーマンスを誇るホスティングサービスの提供が可能となりました。
※モジュール版PHPはスタンダードプラン、エンタープライズプランでご利用可能です。

パフォーマンス比較

当社ベンチマークテストにおいて、モジュール版PHPでは約7倍(※)の高速化を実現しています。同時アクセス数が増加し、通常高負荷によるアクセス遅延が発生するような状況においても、高速なレスポンスを維持し続けます。この安定した高速レスポンスは、大規模サイトであればあるほど実感いただけます。※同時アクセス数が1,000の場合。

ベンチマークテスト計測方法

  • WordPress 4.7 を使用
  • CGI版、モジュール版ともにアクセス元、サーバーは同一
  • 特定のPHPスクリプトに同時接続数による負荷をかける
  • WordPressのトップページのレスポンスにかかった時間を計測

モジュール版とCGI版のパフォーマンス比較

モジュール版とCGI版のパフォーマンス比較グラフ

今後の予定

リソース制御機能の提供

ウェブサイトへの突発的なアクセス集中などによって503エラーが発生する状況を回避できる機能です。リソース制御機能を有効にすると、一時的に利用制限を開放し大幅に処理能力を高めます。
※新サーバーのスタンダードプラン、エンタープライズプランにて提供いたします。
» 2015年12月7日 『同時アクセス数拡張』機能をリリースしました

リソース制御機能

SNIの提供とHTTP/2への対応

1台のサーバー(グローバルIP)で異なるSSLサーバー証明書を運用できるSNI(Server Name Indication)を提供する予定です。さらに次世代の通信プロトコル「HTTP/2」にも対応します。これにより、SNIをご利用いただくとHTTP/2接続も可能となり、高速にウェブサイトを配信できるようになります。

SNIの提供とHTTP/2への対応 HTTP/2で高速配信

ロリポップ!では、個人からビジネス利用まで、すべてのお客様に快適な環境で
ウェブサイトを運営していただけるよう改良し続けます。
次世代ホスティングサービスの取り組みを、どうぞご期待ください。