![](https://lolipop.jp/media/wp-content/uploads/2023/11/gpts_domain.png)
こんにちは。ホスティング事業部エンジニアのきのすけです。今回は、OpenAIのGPTsに話題の焦点を当てたいと思います。
先日、OpenAIが公開したGPTsは、容易にChatGPTをカスタマイズして公開できるという、驚きの機能です。
では、このカスタマイズされたGPTs(以下 カスタムGPTs)に、開発者のサイトURLを表示できることはご存知でしょうか?
ここにサイトURLを表示できれば、GPTsのユーザさん向けに利用ガイドやお問い合わせフォームの案内ができそうですよね。
![カスタムGPTsのトップページ ドメイン名あり](https://lolipop.jp/media/wp-content/uploads/2023/11/d7fecbf23926a4e547eba9fa02196ca1.png)
この記事では、ドメイン取得・管理できるムームードメインを使用して開発者URLを設定し表示する方法を解説していきます。まず手始めに、カスタムGPTsを作成することから始めましょう。
※ 2023-11-15現在、カスタムGPTsの作成や利用をするためには、ChatGPT Plus(有料)のご契約が必要です。
![ロリポwordpressバナー](https://lolipop.jp/media/wp-content/uploads/2021/11/lolipop-wordpress2-ctahoso.png)
カスタムGPTsの作成
まずは、GPT Builderを使ってカスタムGPTsを作成しましょう。今回は以下のように、ドメイン名を提案してくれるカスタムGPTsを作成してみました。
![GPTsの作成](https://lolipop.jp/media/wp-content/uploads/2023/11/7e9c3a9ec0fece5206b99a5e5bce4403-764x1024.png)
![GPTsの作成](https://lolipop.jp/media/wp-content/uploads/2023/11/740e6d9807203af0b20ec594b27959f5-1000x1024.png)
ムームードメインでドメインを取得
カスタムGPTsが準備できたら、次はムームードメインでドメインを取得しましょう。選択するドメイン名は、あなたのGPTsに関連したものが適切です。
もし、ドメイン名に悩む場合は、AIがドメインを生成する機能もありますので使ってみてください。たとえば、「◯◯なサービスのヘルプサイトにぴったりのドメイン」とお願いすれば、ムームードメインで取得可能なドメインを提案してくれます。
![ムームードメインのAIアシスタント機能の案内](https://lolipop.jp/media/wp-content/uploads/2023/11/d5b4df9a2356781bb1c22b7a59944e11.png)
ユーザー向けサイトの構築
ドメインを手に入れた後は、ユーザーに案内するサイトを構築しましょう。
MuuMuu Sitesを利用すれば、Notionで作成したコンテンツをもとにサイトを構築できるので簡単です。
![MuuMuu Sites](https://lolipop.jp/media/wp-content/uploads/2023/11/e22b23020cb770b19581ae7d361b89f1-1024x638.png)
開発者のサイトURLの設定
ここから具体的な作業に入っていきます。
ChatGPTでの操作
まずは、ChatGPTの「プラス設定&ベータ」をクリックします。
![GPTsの設定メニューの表示](https://lolipop.jp/media/wp-content/uploads/2023/11/899d2bf755e126e8070ddd27e6fd4a1b.png)
そこからBuilder Profileを開きます。
![GPTsの設定ページ Builder profileの表示](https://lolipop.jp/media/wp-content/uploads/2023/11/caf20925fafe0c9d9ae33437c37fa88d.png)
次に「Website Select a Domain」の「Select a domain」をクリックし、「Verify new domain」と表示されたら、それをクリックします。
![GPTsの設定ページ Verify new domain と表示](https://lolipop.jp/media/wp-content/uploads/2023/11/91b0619e851e95f638a1e2322f75560b.png)
認証したいドメイン名の入力欄が表示されるので、さきほどムームードメインで取得したドメインを入力して「送信」をクリックします。
![GPTsの設定ページ 追加したいドメイン名を入力](https://lolipop.jp/media/wp-content/uploads/2023/11/fab1fdabb211ab147d4caa24e3f32789.png)
すると、以下のようなコードが表示されます。
ここまできたらChatGPTでの操作は止めて、この画面は閉じずにそのままにしてください。
![GPTs設定画面 ドメイン認証のページ 認証用コードが表示](https://lolipop.jp/media/wp-content/uploads/2023/11/524fdea79c6ed0cca84dcaa8e2bafcc7.png)
ムームードメインでの操作
ChatGPTの画面は開いたまま、ムームードメインのコントロールパネルにログインしましょう。
![ムームードメインの設定ページトップ](https://lolipop.jp/media/wp-content/uploads/2023/11/bf3ad821be45918ca48bcd01a7ddc117-1024x504.png)
ログインしたら「ドメイン操作」→「ムームーDNS」と進んで、対象とするドメインの「変更」をクリックします。
![ムームードメインの設定ページ ムームーDNSのセットアップ対象のドメイン一覧](https://lolipop.jp/media/wp-content/uploads/2023/11/693c5364b8f8e2f7007ddb0046fde009.png)
「カスタム設定のセットアップ情報変更」ページが開くことを確認します。
![ムームードメインの設定ページ DNSのカスタム設定](https://lolipop.jp/media/wp-content/uploads/2023/11/7d24ff86de604db85a8f09b54c57765d.png)
ページ下部にある「設定2」にて以下を入力しましょう。
- サブドメイン:未入力
- 種別:TXT
- 内容:ChatGPTのページで表示されたコードを貼り付け
![ムームードメインの設定ページ TXTレコードを追加](https://lolipop.jp/media/wp-content/uploads/2023/11/804db57946fba9286e04d00430eef2dc.png)
入力が終わったら「セットアップ情報変更」をクリックして更新を実行します。
そのまま数分待ちます。
再びChatGPTでの操作
ChatGPTの画面に戻り「確認」をクリックします。
![GPTs設定画面 ドメイン認証のページ 認証用コードが表示](https://lolipop.jp/media/wp-content/uploads/2023/11/524fdea79c6ed0cca84dcaa8e2bafcc7.png)
問題なければ、以下のように 完了メッセージが表示されるので「完了」をクリックします。
![GPTs設定画面 ドメイン認証成功の画面](https://lolipop.jp/media/wp-content/uploads/2023/11/a8b3c10344ee913f4ef8702717a29e5d.png)
そのまま数分待ちます。
数分待つと、Builder profileのページにおいて、「Website」のON/OFFの切り替えが切り替えができるようになるので、「ON」に切り替えます。
![GPTs設定画面 WebsiteON](https://lolipop.jp/media/wp-content/uploads/2023/11/886efba06926dba4ae684cac778c49d3.png)
動作検証
ここまで来たら、動作検証です。カスタムGPTsのページにアクセスしましょう。
ドメインが表示されていること、クリックするとそのドメインのサイトにアクセスできることが確認できるかと思います。
![カスタムGPTsのトップページ ドメイン名あり](https://lolipop.jp/media/wp-content/uploads/2023/11/3860a51aa151154cefe5c95e64a4e261.png)
これにて作業は完了です。
まとめ
以上の手順で、カスタムGPTsに、開発者のサイトURLを表示できるようになります。
これで、GPTsのユーザさん向けにより親切な案内ができそうですね。
いかがでしょう?
みなさんの創造力を発揮して、素敵なカスタムGPTsを構築していきましょう。
そして、より多くの方に使っていただけるように、ドメインを活用していきましょう。