ブログやホームページを自分で作ろうと決めたら、まず直面するのが「どのレンタルサーバーを選べばいいのだろう?」という悩みではないでしょうか。
国内には多数のレンタルサーバーサービスが存在し、それぞれ価格や機能、サポート内容が異なります。
特に初心者の場合、「高性能なものが良いのか、それともコスパ重視で選ぶべきか」など判断が難しいですよね。
本記事では、レンタルサーバーを比較検討する際に見るべきポイントを解説します。
具体的には「品質(性能・安定性)」「サポート体制」「スペックや料金のバランス」「機能」の4つに注目し、それぞれ何をチェックすべきかをご紹介します。
どのサービスが「良い/悪い」というのではなく、ご自身で比較できる目線を身につけていただくことが目的です。
では、自分に合ったレンタルサーバーを選ぶポイントを見ていきましょう。

スペックと料金のバランスを見よう(コストパフォーマンス)

レンタルサーバーを選ぶ上で、多くの人が気にするのが料金プランでしょう。
月額費用が安いに越したことはありませんが、同時にディスク容量や機能などのスペックが自分のサイトに十分かどうかも重要です。料金と提供されるスペックのバランス、いわゆるコストパフォーマンスに注目して比較しましょう。
まず一般的なレンタルサーバーの料金相場を押さえておきます。
共用レンタルサーバーの場合、価格帯は月額数百円〜数千円と幅広いですが、初心者向けプランであれば月額1,000円前後がひとつの目安になります。
その中でも「ロリポップ!」のエコノミープランのように月額100円台から使える格安プランを提供しているサービスもあります。
価格だけを見ると安価なものに目移りしがちですが、料金に見合ったスペックかどうか、ご自身が運用するサイトにとって「不足なく十分な機能」が備わっているかどうかを確認することが大切です。
比較すべき主なスペックの項目は次の通りです。
ディスク容量とストレージ種類
自分のサイトに必要な容量が確保できるか確認します。
テキスト中心のブログなら数GBでも十分ですが、画像や動画を大量に使う場合は容量が多いプランが安心です。
またHDDよりSSD搭載サーバーの方が高速なので、可能ならSSD採用のサービスを選ぶと良いでしょう。
転送量(データ通信量)
1日にどれくらいデータを転送できるかの目安です。
アクセス数が増えると転送量も増えます。
多くの大手サービスは「転送量無制限(目安あり)」としている場合が多いですが、極端にアクセスが集中すると制限される場合もあります。
将来的にアクセス増を見込むなら、上位プランや「転送量無制限」をうたうサービスが安心です。
マルチドメイン・データベース数
ひとつの契約で複数のサイト(ドメイン)を運用できるか、データベース(MySQLなど)を複数利用できるかもポイントです。
将来ブログを複数開設したい場合や、WordPressを複数インストールしたい場合は、マルチドメイン対応数やDB数が多いプランを選びましょう。
逆にサイト1つだけ運用予定なら、この点は重視しなくてもOKです。
契約期間の柔軟性
料金は契約期間によって変動します。
一般的に長期契約(12ヵ月や36ヵ月まとめ払い)すると月額換算が安くなるケースが多いです。
自信がないうちはまず短期間で契約し、慣れてきたら長期契約に切り替えるという方法もあります。
また、無料お試し期間があるサービスもありますので、迷ったら実際に試してみるのも手です。
どんな機能がレンタルサーバーにあるか確認しよう

レンタルサーバーを選ぶときは、基本性能だけでなく「他にどんな機能があるか」「どんな特典が含まれているか」も重要です。例えば、次のようなものがあります。
- 無料SSLの提供
- 独自ドメインの無料提供
- バックアップ機能
- 表示速度に関連する機能
- サーバー移行機能
- WordPressの自動インストール機能
1. 無料SSLの提供
無料SSLが標準装備か確認しましょう。
提供しているサービスの場合は、追加費用なしでセキュリティを強化できます。無料SSLを提供していない場合は有料SSLを契約することになるため、費用について調べておくと良いでしょう。
2. 独自ドメインの無料提供
独自ドメインが無料になる条件があるか確認しましょう。
例えば「ロリポップ!」では、ハイスピードプラン以上をご利用で一定の条件を満たすと独自ドメインが2つ無料でもらえる特典があります。
ロリポップ-ドメインずっと無料
このような特典を活用することで、独自ドメインにかかる初期費用を抑えられます。
3. バックアップ機能
自動バックアップは万一サーバー障害や操作ミスでデータが消えてしまったときに復元できる重要機能です。バックアップが標準装備されていないサービスを利用する場合は、自分で定期的にバックアップを取得する必要があります。
なお、自動バックアップが標準で付いている場合にも、復旧は自分で行えるのか、それともサポート依頼が必要なのかもチェックしておきましょう。復元までの流れが簡単であれば、トラブルが起きても冷静に対処できます。
なお「ロリポップ!」では上位のハイスピードプラン以上で自動バックアップが標準提供されます。
ロリポップの機能-バックアップ
4. 表示速度に関連する機能
表示速度を上げるキャッシュ機能やCDN(コンテンツ配信ネットワーク)対応があると、サイトの快適さが向上します。選択するプランによって変わることもあるため、条件や制限をよく確認して、自分に合ったプランを選びましょう。
5. サーバー移行機能
他社からのサーバーの乗り換えを検討されている場合は、移行代行サービスや自動移行ツールを提供しているサービスかどうかもポイントになるでしょう。
ロリポップでも、他社のサーバーで運用しているWordPressで作成されたサイトをロリポップ!に簡単に移すことができる機能を提供していますが、ライトプラン以上になるといった条件があります。
ロリポップ-WordPress簡単引越し
初心者の場合には、事前にお問い合わせ窓口に連絡するなどして、わかりやすくサポートしてもらえるかどうかも確認しておくと良いでしょう。
6. WordPressの自動インストール機能
WordPress(ワードプレス)は、専門知識がなくてもサイトやブログを構築できるCMS(コンテンツ管理システム)です。管理画面からデザイン設定や記事投稿を行えるため、個人ブログを含む多くのWebサイトで広く利用されています。
利用を始めるには、レンタルサーバーにWordPressをインストールする必要があります。手動でも可能ですが、データベースやドメイン設定など一定の知識が要るため、初心者にはややハードルがあります。
現在は、主要なレンタルサーバーの多くがWordPressの自動インストール機能を提供しています。比較時は、この機能の有無と導入ステップの簡便さも重要なチェックポイントです。
なお、ロリポップでは「WordPress簡単インストール」が用意されており、契約後すぐに管理画面から数ステップで導入できます。追加のブログを立ち上げる際も同様に実行可能です。
※対応プランは変更される場合があります。最新のプラン情報は公式サイトのプラン表をご確認ください。
ロリポップ簡単インストール
この他にも、ロリポップを契約すると利用できる特典がありますので、合わせてご確認ください。
ロリポップ-契約特典一覧
品質(性能・安定性)に注目しよう

レンタルサーバーの「品質」とは、主にサーバーの性能や安定性を指します。
快適にサイト運営をするためには、以下のような点をチェックしましょう。
表示速度や処理性能の速さ
サーバーのスペック(CPU・メモリ・ストレージの種類など)や採用しているWebサーバーソフト(Apache/Nginx/LiteSpeedなど)によってサイトの表示速度は大きく変わります。
近年は高速化のためにSSDやNVMeストレージを採用したり、WebサーバーにLiteSpeedを導入したサービスも増えています。
実際に「ロリポップ!」の上位プラン(ハイスピードプラン、エンタープライズプランが対象)では「SSDストレージ+LiteSpeed」により高速表示を実現しており、低コストで高速環境を利用できるよう工夫されています。
サイトの表示速度はユーザー体験やSEOにも直結し、最新技術を採用した高速なサーバーほど、ユーザーを逃さずSEO評価にも有利です。
ページ表示が3秒を超えると半数以上ののユーザーが待つのを諦めて離脱するとも言われています。
サーバーの安定性(稼働率)
せっかくサイトを公開しても、サーバーがダウンしていては意味がありません。
稼働率(アップタイム)が高く、安定稼働しているかは重要な指標です。
多くの国内大手レンタルサーバーは99%台の稼働率を誇ります。
なお「ロリポップ!」では稼働率99.99%と公表されており、老舗ならではの安定運用が評価されています。
快適な応答性能・過負荷対策
アクセスが集中したときに耐えられるかも品質の一部です。SNSで拡散した瞬間にサイトが重くなったり、表示できなくなったり、アクセスが急に増えることは珍しくありません。
閲覧者が増えても表示速度が極端に落ちないサーバーが理想です。
大量アクセスへの強さは各社で異なり、高性能プランほど余裕があります。
口コミやベンチマークテスト結果なども参考にすると良いでしょう。
使いやすさ(管理ツールの品質)
初心者の場合、サーバーの管理画面(コントロールパネル)や各種ツールの使いやすさも見逃せません。
直感的に操作できるか、WordPressの簡単インストール機能はあるか、サイト作成用のテンプレートが用意されているか、といった点です。
例えば「ロリポップ!」は初心者でもスムーズにサイトを立ち上げられるよう、WordPressの簡単インストール機能や豊富なデザインを利用できる無料wordpressテーマを提供しています。(有料のテーマもあります)
こうした使い勝手の良さも、広い意味でサーバー品質の一部と言えます。
拡張性・スケール対応力
サイトが成長すると、アクセスやデータ量もどんどん増えていきます。そのときに柔軟に対応できるサーバーかどうかが重要です。
拡張性とは、アクセス増に合わせてプラン変更やリソース増強が簡単にできるかということです。同一サービス内で上位プランへスムーズに移行できれば移行の手間がかからず安心です。転送量やデータベース数の上限にも余裕があるかを確認しておきましょう。
上記のように、「表示速度が速いか」「落ちにくいか」「使いやすいか」がレンタルサーバーの品質面でチェックすべきポイントです。
速度重視なのか、ある程度遅くても安価な方が良いのかなど、ご自身のサイト規模や重視したい点に照らして、各社の性能・安定性を比較しましょう。
サポート体制を比較しよう

初めてレンタルサーバーを利用する場合、わからないことやトラブルが起きたときに頼りになるサポートの充実度も重要です。
特にサーバー周りの知識に自信がない初心者ほど、サポートが手厚いサービスを選ぶことで安心してサイト運営することができます。
サポート体制を見る際のチェックポイントは以下の通りです。
問い合わせ手段の種類
電話サポートやチャットサポートがあるか、メール(問い合わせフォーム)だけかを確認しましょう。
電話やチャットであればリアルタイムで質問できますし、初心者には心強いでしょう。
大手では電話対応を用意しているところもありますが、プランによってはメールのみという場合もあります。
サポート対応時間
24時間365日対応か、平日昼間のみか、といった対応時間も要チェックです。
深夜や週末に作業する人は24時間対応の方が安心です。
例えば「ロリポップ!」ではメールによる問い合わせを24時間365日受け付けており、チャットサポートや電話サポートも利用できます。
一方で他社では平日の日中のみオペレーター対応、といったケースもあります。
自分の利用時間帯に合わせて無理なく問い合わせできるか確認しましょう。
サポート内容の範囲
初心者の場合、「WordPressの初期設定方法」や「独自ドメインの設定方法」といった基本的な質問はもちろん、他社からのサーバーの乗り換え時のデータ移行など、初心者にとってハードルの高い作業にも丁寧に答えてもらえると助かります。
各社のサポートページや口コミを見ると、対応の丁寧さや知識レベルが見えてきます。
マニュアルやよくある質問の充実度もそのサービスのサポート力をはかる材料です。
実績と信頼性
長年サービスを提供している会社はノウハウが蓄積されており、問い合わせ対応も安定している傾向があります。
サポート満足度の高いサービスはユーザーの評判として語られていることも多いので、ブログ記事やSNSでの評判も参考にするとよいでしょう。
障害時の対応
サーバーにトラブルはつきものです。確認しておきたいのは、障害時のサポート体制。24時間体制で監視しているか、緊急時の連絡手段が整っているか、障害情報を迅速に公開してくれるかなど、信頼性の判断材料になります。
いざというときに慌てないためには、普段から「このサーバーはどんな対応をしてくれるか」を知っておきましょう。
総じて、初心者にとっては「疑問点をすぐ解決できる環境」が大切です。
例えば「ロリポップ!」は24時間対応のメールサポートに加え、電話・チャットでの迅速かつ丁寧な対応から、初めてでも安心して利用できるとの声があります。
サポート体制が充実しているサービスなら、万一トラブルが発生しても心強いパートナーとなってくれるでしょう。

この他、サーバー契約で意外と見落としやすいのが、プラン変更や解約時のルールです。
上位プランへスムーズに移行できるか、逆に下位プランに戻せるか。解約のタイミングによって返金があるのか、違約金が発生するのかなども事前に確認しておくと安心です。
まとめ
レンタルサーバーは価格だけに惑わされず、内容をしっかり比較することが大切です。
高額な高性能サーバーも魅力的ですが、初心者の個人ブログであれば月数百円程度のプランでも必要十分なケースが多いです。
一方でビジネス用途でアクセスが増えそうなら、多少費用がかかっても性能が高くサポートの厚いプランを選ぶ価値があります。
加えて大切なのは「何を重視するか」という軸。とにかく費用を抑えたいのか、多少高くても最高の性能を求めるのか、サポートの安心感を優先するのか、それぞれ優先順位は違います。
レンタルサーバー選びのポイントをおさらいしてみましょう。
| 性能・安定性(品質) | ・表示速度が速く安定稼働するサーバーか ・SSDや最新技術の採用状況、稼働率実績などをチェック ・【高速化技術の有無】【稼働率の高さ】などで比較 |
| サポート | ・初心者でも困ったときにすぐ相談できる環境か ・問い合わせ手段(電話・チャット・メール)や対応時間、サポートの評判を確認 ・【24時間対応か】【マニュアルの充実度】などで比較 |
| スペックと料金 | ・月額費用に対して十分な容量・機能が備わっているか ・自分のサイトに必要な機能が含まれるプランを選択 ・プラン変更、解約時のルールを確認 ・【ディスク容量】【独自ドメイン特典】【バックアップ機能】などと料金を見比べて判断 |
初心者の方は、まずは上記ポイントを軸に3〜4社ほど候補を絞り込むと良いでしょう。
そして、無料お試し期間を活用して実際の使い勝手を体験してみることをおすすめします。実際に使ってみると、管理画面の使いやすさやサーバー速度、サポート対応の雰囲気などが具体的にわかります。
ロリポップ!レンタルサーバーなら10日間の無料お試しが可能なので、WordPressのインストール手順やサイト表示速度を試してみて、自分に合うか確認してみるとよいでしょう。
本記事で紹介した比較の視点を参考に、ご自身の目的にぴったり合ったレンタルサーバーを選んでください。



