建築やリフォームの現場で忙しい日々を送っていると、ホームページのことは後回しになりがちではないでしょうか。ですが、初めての依頼先を探すお客様の多くは、スマートフォンやパソコンで検索し、目に留まった会社のホームページをチェックしています。
ホームページに掲載した「施工事例」や「スタッフの顔」「会社の想い」から「ここなら安心できそう」と感じてもらえた時に、問い合わせや注文といった次のアクションにつながります。ほんの少しの工夫で、ホームページは名刺代わりになるんです。
この記事では、建設業のホームページをどう作れば集客や信頼につながるのか、初めての方にもわかりやすく解説します。

建設業にホームページが必要な理由

建設業界の仕事は、完成した建物や空間が実績になりますが、現場を直接見てもらえる機会は限られます。多くのお客様は、最初の判断材料をインターネットに求めています。「○○市 新築」「○○町 リフォーム」と検索し、表示された会社のホームページを見比べるのが今の流れです。
このとき「施工事例」や「工事の流れ」「スタッフの顔」「会社の歴史や資格」などが掲載されていると「ここなら任せられそう」と安心感が生まれます。逆に、写真が古かったり情報が少ないと、実力があっても見込み客は他社へ流れてしまうこともあるでしょう。
ホームページは、完成物件や現場の雰囲気を届ける手段です。集客はもちろん、採用や協力会社との信頼構築にも欠かせない存在になっています。
建設業のホームページ作成の流れ

ホームページ作りは、完成までの流れを整理し、理解してから取りかかるのが良いでしょう。建設業では、見栄えの良さだけでなく「信頼感」「実績の見せ方」が重要になるため、掲載する写真の準備や情報整理が大事になります。ここでは、初めてでも迷わず進められる、次の6つのステップを紹介します。
- 目的とターゲットを明確にする
- ページ構成と必要コンテンツを決める
- 写真・文章など写真を準備する
- デザインと制作ツールを選ぶ
- ホームページを構築して公開する
- 公開後の更新と改善
1. 目的とターゲットを明確にする
まずは「何のために作るのか」をはっきりさせましょう。新築住宅の受注を増やしたいのか、リフォーム案件を伸ばしたいのか、それとも採用や協力会社の募集が目的なのか。ターゲット層によって、必要な情報や写真、ページ構成は大きく変わります。目的を絞ることで、メッセージがぶれずに伝わります。
2. ページ構成と必要コンテンツを決める
「トップページ」「事業内容」「施工事例」「お客様の声」「会社概要」「お問い合わせフォーム」のように基本となるページを決めます。加えて、建設業では「保有資格」や「対応エリア」の明示、「工事の流れ」を説明するページも有効です。訪問者が知りたい情報を、探しやすく配置することが鍵になります。
3. 写真・文章などを準備する
「現場写真」や「施工事例のビフォーアフター」「作業中の職人の姿」「スタッフの笑顔」など、信頼を感じられる写真を集めます。文章は専門用語を避け、誰が読んでもわかる説明を心がけましょう。「資格証」や「許可番号」など、公的な情報も忘れずに準備します。
4. デザインと制作ツールを選ぶ
自分で作るのか、制作会社に依頼するのかなど作る方法を決めます。自分で作るならノーコードツールやレンタルサーバー上でWordPressを使うなど、さまざまな方法があります。
WordPressはインストールすればブログのように投稿が可能になります。
レンタルサーバーのロリポップでは「WordPress簡単インストール」機能も用意しており、手順を解説した記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
WordPressは初めてでも慣れると扱いやすいツールであり、ロリポップの簡単インストール機能を使えば数分でブログを立ち上げることができます。本記事では、WordPressのインストール方法から初期設定、記事の投稿方法、プラグイン[…]
デザインは「見やすく、使いやすく」を第一に考え、派手さよりも情報の整理と読みやすさを重視しましょう。
5.ホームページを構築して公開する
準備した写真と構成にそってページを作成します。「お問い合わせフォーム」や「地図」「電話番号」などは目立つ位置に配置しましょう。公開前にはスマートフォン・タブレット・PCでの表示を確認し、誤字やリンク切れがないかをチェックします。
6. 公開後の更新と改善
ホームページは公開して終わりではありません。「新しい施工事例」や「お知らせ」「イベント情報」などを定期的に更新します。アクセス数や問い合わせ件数を確認しながら、ページの見直しや改善を続けることで、集客力は着実に高まります。
この流れにそって進めていくと、現場で積み上げた信頼を、そのままオンラインでも伝えられるホームページに育てていくことができます。
成果につながる建設業ホームページに必要なコンテンツ

ただ作っただけのホームページでは、期待したほど集客や問い合わせにつながりません。建設業の場合は特に「この会社に任せても大丈夫」と感じてもらうための情報が欠かせません。訪問者が知りたいことを、わかりやすく、探しやすく配置することが重要です。ここでは、成果を出すために盛り込みたい主要コンテンツをご紹介します。
トップページの構成と第一印象
訪問者が最初に目にする場所がトップページです。ここで会社の雰囲気や得意分野、強みが一目で伝わるようにします。「施工写真」や「キャッチコピー」「主なサービス内容」を大きく配置し、すぐに他のページへ移動できる導線を用意しましょう。「電話番号」や「お問い合わせボタン」も目立つ位置に置くと安心感が増します。
事業内容・サービス紹介
自社が手がける工事の種類や対応エリアを明確に記載します。「住宅新築」「リフォーム」「外構工事」などカテゴリーごとに分けると読みやすくなります。「掲載する写真」や「施工の特徴」「工期の目安」などもそえると、検討中のお客様に具体的なイメージを持ってもらいやすくなります。
施工事例とお客様の声
完成した建物やリフォーム後の写真は、建設業の実力を最もよく伝える材料です。「ビフォーアフター写真」や「工事の背景」「工夫した点」をそえると説得力が増します。「お客様のコメント」も一緒に掲載すれば、信頼感と親近感を生みます。
会社概要とスタッフ紹介
「所在地」「代表者名」「創業年」「保有資格」などの基本情報はもちろん、「スタッフの顔写真」や「簡単なプロフィール」も載せましょう。どんな人が施工してくれるのかがわかることで、お客様は安心して問い合わせできます。
お問い合わせフォームと導線設計
問い合わせや見積もり依頼をスムーズに受けられるよう、シンプルなフォームを設置します。レンタルサーバー上でWordPressを使用する場合は、お問い合わせフォームが設置できるプラグインもあります。
入力項目は最小限に抑えることで、問い合わせのハードルを下げるなどの配慮も必要です。
なお、フォームへのリンクはトップページや各サービスページにも配置することで、ホームページにきた人が迷わずアクセスできるようになります。
採用情報
人材確保も課題のひとつであれば、採用ページを用意しましょう。この場合も、ターゲットは求人情報を探している人や応募者であることを考慮して「仕事内容」や「待遇」「職場の雰囲気が伝わる写真」を添えるなど、伝える工夫が必要です。社内イベントや先輩社員の声を掲載するのも効果的でしょう。
更新情報・ブログ
「最新の施工事例」や「イベント情報」「施工の豆知識」などを発信する場です。定期的に更新することで「活動している会社」という印象を与えられますし、SEO(検索エンジン対策)にもつながります。
このようなコンテンツを揃えることで、訪問者は必要な情報にすぐたどり着け、信頼と興味を持ってもらいやすくなります。現場で積み上げた実績を、画面越しにも感じてもらえる構成を意識しましょう。
ページと構成を紐づけよう

コンテンツやおおよその配置を洗い出したら、次のようにまとめておくと良いでしょう。
| 内容 | 掲載する場所 | 掲載内容例 |
|---|---|---|
| トップ | トップページ | 施工写真/主なサービス内容/対応地域 |
| 会社概要 | トップページ/ページを作ってトップページからリンクする | 住所/地図 |
| 施工事例 | トップページ/ページを作ってトップページからリンクする | 写真/お客様の声 |
| スタッフ紹介 | ページを作ってトップページからリンクする | |
| お知らせ・ブログ | ページを作ってトップページからリンクする | 最新の施工事例/イベント情報/施工の豆知識 |
| 採用情報 | ページを作ってトップページからリンクする | 募集職種/仕事内容/待遇 |
| お問い合わせ | ページを作ってページからリンクする | 問い合わせフォーム/連絡先メールアドレス |
建設業ホームページの費用相場と制作方法

ホームページ制作にかかる費用は、制作方法や規模によって大きく変わります。建設業の場合は施工事例や写真点数が多く、情報量も豊富になりがちです。そのため、制作の選び方は慎重に進めたいところです。ここでは、主な3つの方法とその費用感を見ていきましょう。
- 制作会社に依頼する場合の費用・特徴
- 自分で作る場合(ノーコード・WordPress)の費用・特徴
- 月額制・初期費用無料サービスの活用方法
1. 制作会社に依頼する場合の費用・特徴
プロに依頼する最大の利点は、デザインや構成を一から設計してくれる点です。建設業に詳しい制作会社であれば、施工事例の見せ方やSEOまで考えてくれるでしょう。相場は小規模ホームページで50万〜80万円程度。写真撮影や原稿作成、保守更新などを含む本格仕様では100万円を超えることも珍しくありません。完成度や時間効率を優先したい場合に向いています。
2. 自分で作る場合(ノーコード・WordPress)の費用・特徴
費用を抑えたいなら、自分で作るという選択肢もあります。ノーコードツールは月額1,000円台から利用でき、上位プランでは数千円台になることもあります。
レンタルサーバー上でWordPressを使うなら自由度が高く、ページ数も制限なく増やせます。レンタルサーバー代やドメイン費で年間1〜2万円程度が目安になります。
▼参考
ロリポップ料金表
有料テーマや有料プラグインを使う場合は、さらに数千〜数万円が追加でかかります。時間と学習意欲があれば、初期費用を抑えつつ自分好みのホームページを作れます。
3. 月額制・初期費用無料サービスの活用方法
最近は、初期費用ゼロで制作から運用までセットになったサブスク型サービスも増えています。制作代行込みの場合は月1万〜数万円が目安で、更新代行やサポートがセットになっているケースもあります。契約期間や解約条件、解約時のデータ引き継ぎ可否は必ず事前に確認しておきましょう。
▼参考
定額ホームページ制作
この3つの方法は、それぞれ向き不向きがあります。予算、時間、社内のスキル状況を踏まえ、自社にとって無理のない形を選ぶことが大切です。
集客できるホームページにするためのSEO・運用

せっかくホームページを作っても、検索やSNSから人が訪れなければ成果は出ません。建設業の集客には、地域性と実績を活かした継続的な運用が欠かせません。作った直後だけでなく、公開後の「育て方」が問い合わせ数を大きく左右します。
地域+サービス名で上位表示する方法
建設業の検索流入で重要なのは、地域名とサービス名を組み合わせたキーワードです。例えば「○○市 新築」「○○町 リフォーム」といった、検索時に使う語句をページタイトルや見出し、本文中に自然な形で入れるようにしましょう。施工事例ページにも地域名を盛り込むと、地元の検索結果に表示されやすくなります。Googleビジネスプロフィールへの登録も合わせて行うと、地図検索からの流入も期待できます。
施工事例やブログ更新のSEO効果
施工事例は、単に写真を並べるだけでなく「お客様の要望」「施工前の課題」「工事で工夫したこと」「完成後の変化」など具体的な情報を添えると検索エンジンにも評価されやすくなります。ブログやお知らせページで、補助金情報やリフォームの豆知識、季節ごとのメンテナンス方法などを発信するのも良いでしょう。更新のたびに新しいページが増え、ホームページ全体の評価向上につながります。
Googleビジネスプロフィールとの連携
地域集客にはGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の活用が効果的です。会社名や住所、営業時間を正しく登録し、施工写真や最新情報を定期的に投稿しましょう。口コミへの返信も忘れずに行うことで、信頼性と親近感が高まります。ホームページのURLを登録しておけば、地図検索から直接ホームページへ誘導できます。
検索エンジンに評価されるには時間がかかりますが、地道な更新は必ず結果につながります。現場での仕事をコツコツ積み上げるのと同じように、ホームページも育てていくことが大切です。
成功事例から学ぶ建設業ホームページの作り方

うまくいっているホームページには、共通する工夫があります。デザインや機能は会社ごとに違っても、「訪問者が安心し、行動したくなる流れ」がしっかり作られています。
実際の建設業界のホームページ成功例を見るには、検索サイトで「○○県 町内会 ホームページ」などで検索すると実際に作成されているページを見ることができます。次のような特徴が見られるので、ぜひ参考にしてみてください。
- 施工事例ページで写真だけでなく、工事の経緯や施主の声、掲載した写真の情報まで細かく記載している
- スタッフ紹介ページに施工中の写真や趣味、得意分野を掲載することで現場の雰囲気や人柄を伝える
- Googleビジネスプロフィールを活用し、施工写真や最新情報を定期的に投稿。口コミ対応も丁寧に行った結果、検索結果の地図表示で目立つ位置を獲得しました。ホームページへのアクセスはもちろん、直接電話での問い合わせも増えている
- ホームページを持っているだけで終わらせず、更新と改善を続けている
現場の仕事と同じように、手をかけた分だけ成果が返ってくるのがホームページです。真似できる部分から取り入れて、自社の集客力を少しずつ高めていきましょう。
まとめ
ホームページは、作って終わりではありません。完成したその日から、集客や信頼づくりのために働き続ける存在になります。建設業では「施工事例」や「スタッフの姿」「資格」や「実績」といった信頼の根拠を、分かりやすく見せられるかどうかが大切です。
制作方法は、予算や時間、社内のスキルによって選び方が変わります。プロに依頼して高い完成度を狙うのも、自分で作ることでコストを抑えて柔軟に更新するのも、ひとつの答え。大事なのは、自社に無理なく続けられる形を選び、公開後も更新と改善を積み重ねることです。
現場の仕事と同じく、手間をかければかけただけ成果が返ってくるのがホームページ。自社に合った方法でホームページを育てていきましょう。
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