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中古ドメインとは?メリット・注意点から取得・活用方法まで完全ガイド

「中古ドメイン」について調べて、この記事に辿り着いた方は、おそらくサイトの集客やSEO強化を目的としているのではないでしょうか。

中古ドメインはうまく活用することで、検索順位を早期に獲得できる可能性があり、中古ドメインの注目度が高まる理由はここにあります。

しかしながら注意点もあり、選んだドメインによっては逆効果になるケースも。

本記事では、中古ドメインの基礎から選ぶポイント、取得方法やレンタルサーバーとの連携方法まで、初心者にもわかりやすく解説します。

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中古ドメインとは?

中古ドメインとは、過去に他の人が使っていたドメインのこと。
サイトの閉鎖などで元の契約が終了し、再び取得可能になっているドメインです。

新規ドメインとは異なり、すでにSEO評価が高いドメインがあることから、中古ドメインを狙って取得される方もいます。

新規ドメインとの違い

説明
新規ドメイン・誰にも使われたことがないドメイン
・SEO評価などが、まっさらな状態
中古ドメイン・過去に他の人・企業が使っていたドメイン
・バックリンクや被リンク歴がある状態

人気の中古ドメイン

中古ドメインには次のような、SEO評価が期待できるものがあります。
中古ドメイン取得業者においてもランク分けされ、価格も高く設定されていることが多いです。

  • SEO目的で流通しているドメイン
  • ブランディング価値のある短くて覚えやすいドメイン
  • 過去に人気があったサイトのドメイン

これは中古ドメインのメリットとも言えます。
続いて、詳しく見ていきましょう。

中古ドメインのメリット

1. 検索エンジンに早く評価されやすい

新規ドメインの場合は、Googleに認識してもらうことからスタートし、検索結果に上位表示されるまで時間がかかります。

その反面、過去に被リンクやアクセスがあった中古ドメインは、Googleに既にインデックスされている可能性が高くなります。

<被リンクとは?>
「他のサイトから自分のサイトに向けて貼られたリンク」のこと。
「外部リンク」や「バックリンク」と呼ばれることもあります。
被リンクは、検索エンジンにとって「このサイトは他の人からも信頼されている」というサインになります。

2. SEO資産を引き継げる可能性

過去のSEO評価を引き継ぐことができるため、質の高い被リンクが残っていれば、そのまま活用できる可能性があります。

ドメインパワーを活かしたSEO効果が期待できるでしょう。

3. ブランディング効果

過去に使われていた名称や語感が良い場合、ユーザーの記憶にも残りやすくなります。

元々運用されていたサイトと類似ジャンルのサイトを運営する場合は、より効果的でしょう。

中古ドメインの注意点

1. 悪いSEO評価を引き継いでしまう

過去にスパム的な使われ方をしていたり、質が低いサイトからの被リンクが多かったり、ペナルティを受けているドメインの場合には悪い評価を引き継いでしまう危険性もあり、逆効果になる場合があります。

過去にどのようなサイトが運営されていたか調べられるサービスがありますので、事前に確認するようにしましょう。詳細な手順は次のブロックで解説します。

2. 取得費用が高額になる可能性

SEO評価が高い中古ドメインは人気なため、高額になる可能性があります。

新規ドメインの取得時の比ではないくらい高額なケースもあるため、予算とのバランスをよく確認しましょう。

3. 商標・権利問題に注意

過去のドメイン名に商標登録された名前やブランド名が含まれていると、法的なトラブルになる可能性もあります

商標登録されていないか調べられるサイトもありますので、ドメインを取得する前に確認するようにしましょう。詳細な手順は次のブロックで解説します。

中古ドメインの探し方・選び方・買い方

中古ドメインを取得することを検討したら、次の手順で取得に進みます。
ここまでの説明と重複する点もありますが、本記事を確認しながら手続きできるよう一覧で記載します。

1. ドメインオークション・販売サイトの活用

まずは販売サイトを選びます。
「中古ドメイン」で検索すると、さまざまな事業者が見つかり、希望のドメインを事前に予約できる形式やオークション形式などの特徴があります。

「信頼のできる事業者か」も大切なポイントになりますので、ここでは、ロリポップの姉妹サービスであるドメイン取得業者「ムームードメイン」での手順を紹介します。

ムームードメインでの中古ドメインの取得方法

ムームードメインでは中古ドメイン取得サービスとして次の2つがあります。

取得できるトップレベルドメイン(TLDとも言われる末尾の「.com」や「.jp」のこと)や、取得形式が異なります。

対象ドメイン取得形式サポートページ
プレミアムドメイン.jp以外申し込み形式マニュアル
JPドメインオークション.jpのみオークション形式よくある質問

2. 条件を絞って検索

キーワードでの検索や、ドメイン名の一覧を確認するなどして、希望にそった中古ドメインがないか確認します。

3.中古ドメインの質を調べる

中古ドメインの選択肢が決まったら、ドメインの質を調べます。

良質なドメインであるほど高額なのが中古ドメインですので、購入後に「失敗した」と気づいては遅く、別のドメインを取得しなおすにも手間がかかります。

悪いSEO評価がないかなど、事前に次のような調査が重要です。

確認ポイント確認内容
過去にどのようなサイトが運営されていたか過去に運営されていたサイトが良質なサイトであるか、どんなジャンルであったか、スパムサイトなどの低品質なサイトではないかを確認します。
良質かつ、これから運営予定のサイトと類似ジャンルの場合にはSEO効果が期待できます。
低品質なサイトだった場合は、Googleからペナルティを受けるなどしてSEO評価が低い可能性があります。
ドメイン年齢
(ドメインエイジ)
一般的に長く使われていたドメインほど高く評価される可能性があるため、どれくらいの期間、使われていたかを確認します。
長く使われているだけでなく、運営されていたサイトが良質であったかどうかもポイントになります。
被リンクの質良質な被リンクは信頼のサインになりますが、低品質な被リンクはGoogleのウェブ検索のスパムに関するポリシーに違反します。
被リンクの質は自身ではコントロールできないため、低品質な被リンクが多い場合には避けた方が良いでしょう。
商標が含まれていないか商標登録された名前やブランド名が含まれていると、法的なトラブルになる可能性もあります。

少しでも不安要素があるドメインは選ばないようにしましょう。

過去にどのようなサイトが運営されていたかの確認方法

過去のWebページを閲覧できるサービス「INTERNET ARCHIVE Wayback Machine」を使用します。
初めてでも次の手順で簡単に確認できます。

  1. 「Enter a URL」と書かれたフォームに、希望の中古ドメインを入力する
  2. カレンダーが表示され、丸く囲まれている日付にカーソルを合わせる
  3. 表示される時間のリンクをクリックする
  4. その当時公開されていたサイト内容を閲覧できる

ドメイン年齢の調べ方

ドメイン年齢を調べる方法は、いくつかあります。

  • ドメイン年齢を調べるツールを使用する
  • 上記の「INTERNET ARCHIVE Wayback Machine」で、過去に遡っていつから使われているか、どれくらいの期間使われているかを調べる
  • ドメインの登録情報を調べる「WHOIS(フーイズ)」で登録日や更新日を確認し、どれくらい使われているか確認する

ドメイン年齢を調べるツールにおいて「INTERNET ARCHIVE Wayback Machine」の情報を用いているものもあるため、得られる情報に大きな差はないでしょう。

被リンクの質の調べ方

被リンクを調べられるツールは「Ahrefs(エイチレフス)」が有名ですが、有料のツールになります。

「被リンクを調べられるツール」を検索すると、無料から有料までさまざまあり、日本語対応されていないものもあるため、操作しやすく目的に合ったツールを選びましょう。

ツールが決まったら、次のような質が低い被リンクがないか調べます。

  • URLが羅列されているなど、意味不明なサイトからの被リンク
  • スパムサイトからの被リンク

なお、すでに中古ドメインを取得され、運営しているサイトの被リンクを調べたい場合には「Google Search Console」や「Google Analytics4(GA4)」で調べられます。

商標が含まれていないか確認方法

商標を無料で閲覧できる特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)があります。
特許庁のサイトで使い方が詳しく解説されていますので、ご活用ください。

4.申し込む・予約する・オークションに参加する

ドメイン取得事業者によって、すぐに申し込み・購入できる形式、予約する形式、オークション形式とさまざまです。選んだ事業者側の手順にそって手続きしましょう。

5.レンタルサーバーとドメイン管理事業者において必要な設定を行う

取得した中古ドメインでサイトを公開し、セキュリティを高めるには、レンタルサーバーとドメイン管理事業者において次の設定が必要です。

  1. レンタルサーバーにおいて、ドメインを設定
  2. ドメイン管理事業者において、DNS(ネームサーバー)設定
  3. レンタルサーバーにおいて、SSLを設定

ロリポップとムームドメインで中古ドメインを設定する手順

ロリポップ!レンタルサーバー」と「ムームードメイン」の組み合わせでご利用の場合には、次のサポートページをご用意しています。ぜひご活用ください。

<ドメイン設定>

<DNS設定>

<SSL設定>

まとめ

中古ドメインはうまく活用すれば、SEO効果の加速が期待できます。

例えば、過去に企業サイトとして使われていた中古ドメインは、類似ジャンルとなる法人向けLP(ランディングページ)との相性が抜群。
SSLの設定も忘れずに行うことで、信頼性の高いサイトが短期間で構築できます。

ただし、選び方や活用方法を間違えると逆効果にもなりかねません。

中古ドメイン選びで失敗しないためにも、本記事の内容にそって検討・取得いただければと思います。

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