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【後編】まずはこれから!WordPressの基本設定

前編は5つの基本設定についてお伝えしました。
後編は残り7つの設定についてお伝えします。

前編:【前編】まずはこれから!WordPressの基本設定

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6.サンプルページの削除

WordPressをインストールした直後に、『投稿』や『固定ページ』の一覧画面を見ると「Hello world!」や「サンプルページ」という記事が既に存在しています。

これは最初からサンプルとして用意されている記事です。これから新しく記事を追加するに当たって、特に必要のない記事ですので削除してしまいましょう。

設定箇所:WordPressにログイン > 投稿

投稿した記事の一覧が表示されますので、サンプルページのタイトル下にある「ゴミ箱へ移動」をクリックしましょう。

これでサンプルページは表示されなくなりましたが、実は、まだサンプルページはゴミ箱内に残っています。そのままでも結構ですが、完全に消してしまうのであればゴミ箱に移動して『完全に削除する』をクリックしましょう。

『固定ページ』のサンプルページも同様にゴミ箱へ移動し、『完全に削除する』をクリックしましょう。

設定箇所:WordPressにログイン > 固定ページ

これでサンプルページの削除は完了です。

7.ディスカッションの設定

7-1.デフォルトの投稿設定

設定箇所:WordPressにログイン > 設定 > ディスカッション > デフォルトの投稿設定

この投稿に含まれるすべてのリンクへの通知を試みる

作成した記事内に他のWEBサイトやブログへのリンクを貼ったときに、リンク元の相手のサイトにリンクを貼ったことを通知します。
リンク先に通知したくないという場合はチェックを外しましょう。

新しい記事に対し他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける

他のサイト、ブログにて自身のブログのリンクが貼られたことが通知される機能です。

新しい投稿へのコメントを許可する

あなたの作成したブログ記事、固定ページにコメントを許可する機能です。

7-2.他のコメント設定

設定箇所:WordPressにログイン > 設定 > ディスカッション > 他のコメント設定

コメントの投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする

こちらにチェックをすると。コメントフォームの「名前」と「メールアドレス」の入力が必須になります。
人によっては入力の手間がかかる場合があるので、コメントが少しでも多くほしい場合ははチェックを外すとよいでしょう。
その他にも細かいコメント設定ができますが、今回はここまでで良いでしょう。

7-3.自分宛のメール通知

設定箇所:WordPressにログイン > 設定 > ディスカッション > 自分宛のメール通知

コメントが投稿されたとき

コメントが送信されたときにメールで通知するための設定です。
確認をすぐにしたい場合はチェックを入れましょう。

コメントがモデレーションのために保留されたとき

承認待ちのコメントが送信されたときにメールで通知するための設定です。
上記と同じく、確認をすぐにしたい場合はチェックを入れましょう。

7-4.コメント表示条件

設定箇所:WordPressにログイン > 設定 > ディスカッション > コメント表示条件

コメントの手動承認を必須にする

すべてのコメントを承認してから公開するための設定です。
どのようなコメントが来るかは想定できません。コメントフォームを設置する場合はここにチェックを入れて、一度自身で確認してかが良いでしょう。

すでに承認されたコメントの投稿者のコメントを許可し、それ以外のコメントを承認待ちにする

一度承認したコメントの投稿者は、次回のコメントから承認不要となります。

8.メディアの設定

メディア設定は、記事や固定ページに画像を表示する際に、それぞれの画像のサイズを指定するための機能です。

設定箇所:WordPressにログイン > 設定 > メディア

WordPressにて画像のアップロードを行うと、画像のサイズや画像のリンク(URL)が自動でWordPressのアップロードフォルダー内に保存されます。

これは便利な機能でもありますが、自身の想定するサイズで保存されないだけでなく、画像のリンク(URL)が把握出来なくて混乱する元となり、後に修正するとなると面倒な作業にもなりやすいです。

先にメディアの設定をおこなう事で、修正する手間を省くことができます。

9.パーマリンクの設定

パーマリンクは、Webサイトのページごとに設定されるURLの一部です。
固定ページやブログ記事を作成すると自動で割り振られるページのURLの、特に末尾部分のことを指して言います。

設定箇所:WordPressにログイン > 設定 > パーマリンク設定

例えば https://www.example.com/hogehoge/fugafuga といったURLの場合、後半の/hogehoge/fugafuga がパーマリンクとなります。

便利な機能ではありますが、初期設定だと数字と記号が勝手に割り振られるため、後にURLを見ただけでは何のページなのかイメージや見分けがつかなくなってしまうことが難点です。

WordPressの設定を変更していなければ、記事を投稿したときのパーマリンクは「ドメイン」「投稿日」「記事タイトル」となっているはずです。

パーマリンクは『カスタム構造』を選択してブログのディレクトリ構造に合わせた形にする、カテゴリー名やタグ名、投稿月日などの階層にすることが望ましいです。

ですが、最初から設定が難しいという場合は『投稿名』を選択して、かつブログ記事を投稿する都度URLを手で変更することが良いでしょう。

最後に「変更を保存」ボタンをクリックして完了です。

パーマリンク設定時のポイントは以下の4つとなります。
余裕があればぜひ読んでみてください。

1.ユーザーが理解できる構造

Googleは「ユーザーがパーマリンクを見たときに、その記事内容を理解できるもの(論理的かつ人間が理解できる方法)にすること」をお勧めしています。

×: https://www.example.com/ryourinonikkiwokakuyo
○:https://www.example.com/cooking-diary

2.英単語のパーマリンクがおすすめ

日本語で設定されたパーマリンクは、コピペしたりSNSでシェアする場合に英数字と記号に変換されてしまいます。

×: https://www.example.com/料理日記
○:https://www.example.com/cooking-diary

3.短くシンプルな構造にする

長過ぎるパーマリンクは、自身もユーザーも何のページなのかイメージや見分けがつかず、理解しづらいです。また、Googleが推奨していません。

例:料理好きな私の日記記事のパーマリンク

×: https://www.example.com/ryourinonikkiwomainichikakuyo
○:https://www.example.com/cooking-diary

4.ハイフンを活用する

どうしても複数の英単語を使用したい場合はハイフン(-)を使用する方が分かりやすいため、お勧めです。

×: https://www.example.com/happycookingday
○:https://www.example.com/happy-cooking-day

10.記事カテゴリーの設定

記事カテゴリーを設定するメリットはユーザーの利便性の向上を図ることができる点です。
サイト内の投稿がカテゴリーに沿って分類されていると、ユーザーは自分が見たいと思う情報をすばやく見つけることができます。

逆に、投稿のカテゴリー分けがわかりづらく、雑多な設定の場合、ユーザーはなかなか目当ての情報にたどり着けず、途中であなたのサイトから離脱してしまう可能性があります。
最終的に目当ての情報を見つけることができたとしても、「このサイトは読みづらい」という印象が残り、再び訪問してくれる確率が低くなる可能性があります。

せっかく書いた記事が、カテゴリーの設定がされていないことでマイナスな印象になるのはもったいないですよね。

カテゴリーを設定すればユーザビリティも向上し、記事が読まれ、良い評価を得やすくなりますので、是非とも設定を行いましょう。

カテゴリーの設定は以下の2つの方法で行う事ができます。

1.カテゴリー設定画面からおこなう

設定箇所:WordPressにログイン > 投稿 > カテゴリー

1.『新規カテゴリーを追加』にて、『名前』と『スラッグ』を入力し、『親・子カテゴリー』を設定します。
2.『名前』はカテゴリー名を入力、『スラッグ』はカテゴリーのURLを入力します。
3.『親・子カテゴリー』は、カテゴリーの階層を決めるものです。
4.『説明』はカテゴリーを説明するものであり、任意ではありますが、自身が分かりやすい説明を入力しておきましょう。
5.全てを入力したら「新規カテゴリーを追加」ボタンをクリックしてください。

カテゴリー追加が完了すれば、右横の一覧に追加したカテゴリーが表示されます。
ここでカテゴリーを削除することができるので、デフォルトで用意されている「未分類」カテゴリーを消去しましょう。

2.記事の投稿画面から設定をおこなう

設定箇所:WordPressにログイン > 投稿 > 新規追加 > 右下のカテゴリー

1.記事エディター画面にて、右のカテゴリーをクリックします。まだカテゴリーが作成されていない場合、デフォルトで「未分類」が表示されています。
2.その下に表示される「新規カテゴリーを追加」をクリックします。
3.カテゴリー名を設定するためのテキストボックスと親カテゴリーを設定するためのドロップダウンメニューが表示されます。
4.カテゴリーの『名前』や、『親・子カテゴリー』を指定して新しいカテゴリーを作成することができます。

※ここで作成されたカテゴリーは、『スラッグ』が『名前』と同じもので作成されるため、カテゴリー設定画面でスラッグ(URL)の変更を行うことも忘れないようにしましょう。

11.プライバシーポリシーページの作成

プライバシーポリシーとは、WEBサイト(ブログ)が収集した個人情報の利用目的や管理方法を記載したもの、個人情報保護方針を規約として明文化したものです。
その規約を掲載するページがプライバシーポリシーページです。

「私が運営するのは個人サイトだから、プライバシーポリシーって必要なの?」と疑問に思う方もいるでしょう。

個人情報保護法(正確には「個人情報の保護に関する法律」)により、プライバシーポリシーの作成とユーザーへの通知または公表することが定められています。

すべてのWebサイトに必要だというわけではありませんが、基本的には個人サイトでもプライバシーポリシーの掲載は必要だと考えておきましょう。
また、プライバシーポリシーの設置によりユーザーに安心感を与えられるというメリットもあります。

設定箇所:WordPressにログイン > 設定 > プライバシー

プライバシーの設定画面が開くので、「生成」ボタンをクリックします。
プライバシーポリシーの画面に切り替わり、以下のように例文が記載されているのが確認できます。

内容を精査したのち、「公開」をクリックして完了です。

固定ページ を確認すると、プライバシーポリシーが設定されていることを確認できます。

12.メタ情報の削除

メタ情報はサイト運営者が自分のサイトにログインしたり管理したりするためのものです。
管理者にとってはログインが容易になる機能ですが、ブログ閲覧者(ユーザー)にとっては不要な機能なので、削除をおススメします。

設定箇所:WordPressにログイン > 外観 > ウィジェット

「サイドバーウィジェット」の中の「メタ情報」を使用停止中のウィジェットの所にドラッグ&ドロップで移動するだけです。

これでメタ情報の削除は完了です。

おわりに

お疲れ様でした!
以上がWordPressをインストール後にしておきたい12の設定です。

これらの設定をおこなうことにより、今後のブログの記事作成・管理が容易になるのはもちろん、サイトを訪問したユーザーもブログを閲覧しやすくなります。

全部できなかった!という方も大丈夫。
いつでも編集可能なので、お時間のあるときにぜひ試してみてくださいね。

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