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ホームページやブログ、アフィリエイトホームページを作成するときに便利といわれているWordPressですが、具体的にはどんな機能があるのでしょう。ホームページ作りのツールとして広く知られてはいるものの「なにができるのかよくわからない」という人も、まだまだたくさんいます。
今回はWordPressでできること、できないことから、ホームページを作成するときに必要なものまで解説します。WordPressの特徴を理解し、自分だけの理想のホームページ作りにぜひ活かしてください。
WordPressとは
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WordPressは、ホームページやブログを作るためのソフトウェアです。オープンソースで提供されており、誰でも無料で使えるため個人ブログなどの作成に便利であると人気です。WordPressなら高度なWebの専門知識がなくても、テキスト、画像、動画などを簡単な操作で管理・表示することができます。高度なデザインも可能なため、大企業の公式ホームページなどでも利用されています。
WordPressで作れるサイト
WordPressで作れるサイトはブログだけではありません。
- ECサイト
- Q&Aサイト
- フォーラム系サイト
- オンライン講座
- 画像投稿サイト
- キュレーションサイト(ユーザー投稿型)
- SNS
以上のような、ネットユーザーが日頃から馴染みのあるサービスはひと通り制作することができます。
WordPressを利用するときに必要なもの
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WordPressを利用するために必要なものを3つ紹介します。WordPressは専門知識がなくても利用できますが、事前に準備しなければならないものがあります。
ドメイン
ドメインとは「ホームページの住所」のことで、アドレス(URL)にある「〇〇〇.com」「△△△.net」の部分を指します。ドメインには有料と無料のものがあります。有料のドメインは利用するサービスに左右されず自分で自由に設定できるので「独自ドメイン」と呼ばれています。
独自ドメインを取得すれば、サーバー側の都合でホームページが消えたり、ほかのユーザーの影響を受けたりする心配がありません。文字列は自分の好きなものを設定できるので、「URLを覚えてもらいやすい」「本格的な運営をしていることが伝わりやすい」などのメリットもあります。
テーマやプラグインなど
テーマとは「WordPressのデザインのひな形」です。有料、無料を含めて多くのテーマが公開されています。プラグインは「WordPressでできる事を増やすためのツールプログラム」です。SEOやスパム対策など追加したい機能があるときは、WordPressへそれぞれ専用のプラグインを導入します。
仕組みがよくわからないうちは、テーマはWordPressにある初期設定のものを使うとよいでしょう。また、プラグインなしでもホームページを作ることができます。慣れてきたら、テーマやプラグインを導入して、充実したホームページ作りを目指しましょう。
レンタルサーバー
サーバーとは「ホームページのデータを置く場所」のことです。ホームページに表示するテキストや画像、動画、WordPressのプログラムなど、データはすべてここに格納されます。サーバーを選ぶ際は、以下のポイントを確認してから判断しましょう。
- レンタル料
- データベースの容量&速度
- システムの使いやすさ
- サポートの有無
レンタルサーバーのロリポップなら、誰でも簡単にホームページを作ることができます。WordPressをたった60秒で設置でき、独自ドメインを設定することも可能です。費用は月額99円から、どのプランも10日間無料のお試し利用があります。
WordPressでできること
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ここではホームページを作成、管理するうえでWordPressでできることについて解説します。
ブログからネットショップまで目的別のサイトが作れる
WordPressは、個人のブログからグローバル企業が運営するネットショップまで、あらゆるタイプ・規模のホームページ作りに利用されています。世界中で公開されているテーマやプラグインを使えば、自分の目的に合ったホームページを簡単に作ることができます。Webに関する知識や予算がある人であれば、デザインや機能をカスタマイズすることも可能です。
文字や画像などページの編集が簡単
従来のようなホームページ作成ツールでは、HTMLやCSSのようなWebの知識が必要となります。WordPressであれば「文字を太くしたい箇所を選択して太文字ボタンを押す」など、簡単な操作で編集することが可能です。難しいプログラミング言語や複雑なタグの操作など、高度な専門知識がなくてもホームページを作ることができるのは、WordPressの最大の特徴です。
カスタマイズして機能やデザインを変えられる
無料ホームページの場合、テンプレートがあらかじめ決められていて変更ができなかったり、変更のためには複雑なタグを入力する必要があったりと、初心者にはあつかいづらい部分があります。WordPressも、テーマやプラグインを探す手間や、追加する操作を覚える時間は必要ですが、基本的には単純な画面操作のみでホームページの内容を変更できます。
プラグインで簡単に機能拡張ができる
WordPressはプラグインを追加することで機能の拡張が可能となります。有料のプラグインを利用すれば、高度な機能を追加することもできます。ECホームページを作りたければ「ショッピングカート」や「クレジット決済」のプラグインを追加します。ブログを作るのであれば「スパム対策」や「アクセス解析」のプラグインが便利でしょう。
複数のメンバーで同時に管理できる
WordPressはユーザーアカウントを追加することで、複数のメンバーによる同時管理が可能となります。ほかのユーザーの記事を編集できないようにしたり、リーダー以外はデザインを編集できないようにしたりするなど、権限の設定も変えることができます。役割ごとに設定を変更しておけば、別のユーザーの誤操作を気にすることなくリアルタイムで編集できます。
SEO対策も簡単に設定できる
検索エンジンに対してホームページを最適化することをSEOといいます。このSEO対策をとることで、自分のホームページをGoogleなどの検索結果の上位に上げることができます。検索結果の上位に表示されれば、より多くの人にホームページを見てもらえるようになります。WordPressにはSEO対策のプラグインもあり、簡単に設定することができます。
WordPressではできないこと
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ここでは、WordPressではできないことやデメリットを解説します。
カスタマイズにはある程度の知識が必要
WordPressをカスタマイズするにはある程度の知識が必要になります。個人でWordPressを使って、大企業のようなホームページを作るのであればHTMLやCSSの知識を要求されます。初心者はWordPressの使い方から覚えていき、最初はテンプレートでできる範囲内でホームページを作ることをおすすめします。
カスタマイズについては解説ホームページや動画、レンタルサーバーのマニュアルなどを参考するとよいでしょう。
セキュリティ対策を行う必要がある
WordPressはオープンソースであり、世界中で利用されているソフトウェアです。誰にでも簡単に利用できるというメリットがある反面、不正アクセスがされやすいとも言われています。
ソフトは常に最新版にアップデートする、データはバックアップをとる、セキュリティ対策のプラグインを導入するなど、自分でできるところからはじめてみましょう。
費用がかかるときもある
WordPress自体は無料で利用できますが、ホームページを作成・管理するには以下のような費用がかかります。
- レンタルサーバーの利用料金
- 独自ドメインの取得費用
- 有料テーマ・プラグインのライセンス料
このほか、高性能なサーバーやライセンスのある画像やイラストを使うと、さらに費用がかかります。無料で提供している画像ホームページや、月額数百円で利用できるレンタルサーバーもあるので、自分の予算に合わせて利用を検討しましょう。
まとめ
WordPressは自由度が高く、プログラミングなどの専門知識がない人でも簡単にホームページを作ることができるソフトウェアです。世界中で利用されているため、素材やテンプレートの種類も多く、自分が求めるホームページ作りを目指せます。はじめてホームページを作る人は、使いやすさやサポートが充実しているサービスを利用することをおすすめします。
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