60秒でWordPressが始められるレンタルサーバー まずは無料で体験する 60秒でWordPressが始められるレンタルサーバー まずは無料で体験する

Googleアナリティクスの設定方法・使い方を徹底解説【初心者向け】

ロリポwordpressバナー

Googleアナリティクスは新旧2つのバージョンがある

Googleアナリティクスには新旧2つのバージョンがあります。それぞれの違いとどちらのGoogleアナリティクスを設定すれば良いのかを解説しますので参考にしてください。

Googleアナリティクス新旧の違い

旧型のGoogleアナリティクスは「ユニバーサルアナリティクス(UA)」、2020年10月にアップデートされた新型Googleアナリティクスは「Googleアナリティクス4 プロパティ(GA4)」と呼ばれています。

新旧Googleアナリティクスの違いは分析性能の差です。新型のGoogleアナリティクス4 プロパティ(GA4)では、機械学習によるより高度な計算と精度の高いユーザー行動分析が可能になりました。

また旧Googleアナリティクスよりもプライバシー保護が強化されており、セキュリティ面も向上しています。

新旧Googleアナリティクスどちらを使うべきか

新型のGoogleアナリティクス4 プロパティ(GA4)を使いましょう。

旧Googleアナリティクス(UA)は、2023年7月1日をもってデータ取得が終了してしまいます。そのため旧型を設定してしまうと、終了までに新Googleアナリティクス(GA4)に再設定が必要です。

これからGoogleアナリティクスを設定しようと思っている方は新Googleアナリティクス(GA4)を設定しましょう。

Googleアナリティクスの初期設定4ステップ

今回は新型であるGoogleアナリティクス4 プロパティ(GA4)の設定方法を解説します。Googleアナリティクスの設定は以下の4ステップで可能です。

  1. Googleアカウントの作成する
  2. Googleアナリティクスに登録する
  3. WordPress(自身のブログ)に設定する
  4. データ取得ができているかを確認する

①Googleアカウントの作成する

まずはGoogleアカウントを作成しましょう。すでにGoogleアカウントを持っている方は「②Googleアカウントを作成する」から進めてください。

まずはGoogleのトップページへ移動します。「アカウント作成」をクリックし、自分用を選択します。

「名前」「ユーザー名」「パスワード」を入力してください。「ユーザー名」はそのままメールアドレスになります。

電話番号を入力し、電話番号認証を行います。SMSに認証コードが届きますので入力し「確認」をクリックします。

「基本情報」「再設定用のメールアドレス」を入力し次へをクリックします。利用規約を確認後、問題なければ同意するをクリックします。

以上でGoogleアカウント作成は完了です。

②Googleアカウントを作成する

Googleアカウントの作成が完了したら、Googleアナリティクスのアカウントを開設します。Googleアナリティクス登録ページに移動し「測定を開始」をクリックしてください。

「新しいアカウント名」を入力します。自分自身がどのサイトのGoogleアナリティクスなのかが分かる名前であればOKです。

「アカウントのデータ共有設定」は説明を読み、特に不要だと感じるものがなければチェックマークを入れます。

どのサイトのGoogleアナリティクスが後で自分が分かるように任意の「プロパティ名」を入力。「レポートのタイムゾーン」を日本に設定し「通貨」を日本円に設定します。

「詳細オプションを表示」をクリックし「ユニバーサル アナリティクス プロパティの作成」をオンにしましょう。そうすることで新旧両方のGoogleアナリティクスが利用できるようになります。

サイト分析をする「ウェブサイトのURL」を入力し「Googleアナリティクス4とユニバーサルアナリティクスのプロパティの両方を作成する」と「Googleアナリティクス4 プロパティの拡張計測機能を有効にする」を選択し次へをクリックします。

「ビジネス情報」の該当する項目を選択し作成をクリックします。個人ブログの場合は「小規模 従業員数1〜10名」を選択しておけば問題ありません。

利用規約を確認し、問題なければ同意するをクリックします。これでGoogleアナリティクスアカウントの開設は完了です。

③Wordpress(自身のブログ)に設定する

GoogleアナリティクスをWordPressに設定するには、解析タグ(グローバルサイトタグ)の設定が必要です。今回はもっとも簡単な「All in One SEO」というプラグインを使ってGoogleアナリティクスとWordPressを紐づける方法を紹介します。

まず自身のWordPressに「All in One SEO」のプラグインをインストールします。WordPressの「プラグイン」をクリック。新規追加をクリックします。

「All in One SEO Pack」の「今すぐインストール」をクリックし、「有効化」を選択するとプラグインのダウンロードは完了です。

すると「プラグイン」の「インストール済みプラグイン」に「All in One SEO Pack」が表示されます。

次にGoogleアナリティクスにログインし、左下の歯車マークの「管理」>「データストリーム」の順にクリックします。

ウェブを選択し、プラットフォームの設定を行います。

自身のウェブサイトのURLを指定し、名前を設定し、「ストリームを作成」を実行します。

ストリームの作成が完了したら、「タグ設定手順」の「グローバル サイトタグ~」をクリックします。

解析タグのコードが出てくるのでそれを全てコピーしましょう。

コピーしたらWordPressを開き、All In One SEOの一般設定をクリック。

続いて、「ウェブマスターツール(Webmaster Tools)」をクリックします。

「Googleアナリティクス」をクリック。

Miscellaneous Verificationというタブに先ほどコピーした解析タグのコードをペーストすれば完了です。

GoogleアナリティクスをWordPressに設定する方法は以下の記事でも詳しく解説しているのでぜひチェックしてみてください。

関連記事

WordPressの集客・売上アップには、訪問者(ユーザー)の分析が必須となります。自分のWebサイトを見ている人を分析するのにおすすめなのが「Googleアナリティクス」です。本記事でGoogleアナリティクスをWordPress[…]

④データ取得ができているかを確認する

解析タグ(グローバルサイトタグ)の設定が完了したら、正常にデータが取得できているか確認しましょう。

自分のPCやスマホで解析するサイトに入った状態で、Googleアナリティクスの「レポート」>「リアルタイム」をクリックします。

過去30分のデバイスカテゴリという箇所に1以上の数字が表示されていれば正常に計測できている状態です。

Googleアナリティクスの初期設定後にやるべき3つの設定

Googleアナリティクスが正常に設定できたら以下の3つの設定をします。これらをやっておくと分析の精度が高まりますのでぜひやっておきましょう。

  1. 自分のアクセス(IPアドレス)を除外する
  2. コンバージョン設定をする
  3. Googleシグナルを設定する

①自分のアクセス(IPアドレス)を除外する

自分のアクセス(IPアドレス)をGoogleアナリティクスの分析から除外しましょう。IPアドレスとはPCやスマホでインターネットに接続する際に使用する住所のようなものです。

自身のPCやスマホのIPアドレスを排除することで、自分が確認の為に閲覧したデータを分析から取り除けます。まずGoogleアナリティクスの「管理」をクリックします。

「データストリーム」をクリックし、自身のURLをクリックします。

ページの下部にある「タグ付けの詳細設定」をクリックします。

「内部トラフィックの定義」を選択し「作成」をクリックします。

「ルール名」にはどの端末のIPアドレスか分かるような名前を設定しましょう。マッチタイプは「IPアドレスが次と等しい」を選択。「値」にはIPアドレスを入力します。自身のIPアドレスは、CMANにアクセスし「あなたの利用しているIPアドレス」に記載されている数字です。

以上で自分のアクセス(IPアドレス)を除外は完了です。IPアドレスは端末ごと(PCやスマホ、タブレットなど)Wi-Fiごと(自宅や職場など)に変わります。そのため自分のアクセスを全て除外したい場合は、端末や接続しているWi-Fiごとに同じ工程を繰り返しましょう。

②コンバージョン設定をする

Googleアナリティクスのコンバージョン設定をしておきましょう。コンバージョンとは目標にする成果のことです。例えば、外部リンクのクリック、記事の90%以上スクロール、SNS共有などがあげられます。

Googleアナリティクスのコンバージョン設定を行うと、コンバージョンレポートで分析可能です。Googleアナリティクスの「設定」を選択し「イベント」をクリックします。

「既存のイベント」の「コンバージョンとしてマークを付ける」をオンにすると、コンバージョン率を計測できます。

よく利用されるイベント名とその意味は以下の通りです。計測したい項目をオンにしましょう。

よく利用されるイベント名意味
page_viewページの表示回数
first_visit初回訪問の回数
session_start訪問した回数
scrollページの下部90%以上をスクロールした回数
click外部リンクをクリックした回数
view_search_resultサイト内検索をした回数

③Googleシグナルを設定する

Googleシグナルを設定するとよりGoogleアナリティクス分析の精度を上げられます。Googleシグナルを設定すると、同じユーザーがPCやスマホなど別の端末でアクセスしても同じユーザーなら同じユーザーとして計測可能です。

そのためより正確にユーザーのアクセス数を測定できます。Googleシグナルの設定方法を順番に解説していくので参考にしてください。

まずGoogleアナリティクスにログインし左下の「管理」をクリックします。

「データ設定」の「データ取集」をクリックします。

「設定」をクリックします。

「続行」をクリックし「有効にする」をクリックします。

以上でGoogleシグナルの設定は完了です。

Googleアナリティクスの分析の見方

Googleアナリティクスの分析の見方を解説します。Googleアナリティクスの項目は以下の通りです。それぞれ順番に解説します。

  1. アクセス数
  2. ユーザーの流入経路
  3. サイト内でのユーザーの行動
  4. ユーザーの属性
  5. コンバージョンの達成状況

①アクセス数

ユーザー数やページビュー数などのサイトへのアクセス数を確認するにはGoogleアナリティクスの「設定」の「イベント」で確認できます。

ページビューやユーザー数を一目で確認できます。右上の日時を設定することで特定の期間のアクセス数を見ることが可能です。

②ユーザーの流入経路

ユーザーの流入経路を確認するにはGoogleアナリティクスの「レポート」をクリックし「集客」をクリックします。

その中の「トラフィック獲得」をクリック。すると下記のような画像が表示されます。どのメディアや広告からどのくらい流入しているのかが分かります。

③サイト内でのユーザーの行動

Googleアナリティクスではユーザーのサイト内行動が分かります。どの記事を見た後にどの記事に遷移しているのかを見ることが可能です。

サイト内でのユーザー行動は「経路分析」を作成することで確認できます。手順は以下の通りです。

まずGoogleアナリティクスの左にある「探索」をクリックします。

「経路データ探索」をクリックします。

「最初からやり直す」クリックします。

「始点」から「イベント名」をクリックします。続いて、「session_start」をクリックしましょう。session_startを選択することでユーザーがサイトに訪れたタイミングから計測をスタートしてくれます。

続いて、「イベント名」をクリックし「ページタイトルとスクリーン名」を選択します。

これでユーザーがサイトの記事をどのように見ているかが分かります。さらに経路が見たい場合はそれぞれのページタイトルをクリックすればさらに細かい経路が確認可能です。

④ユーザーの属性

ユーザーの属性を確認するにはGoogleアナリティクスの「レポート」をクリックし「ユーザー」をクリックします。

「ユーザー属性サマリー」をクリックするとユーザー属性を確認できます。

⑤コンバージョンの達成状況

ユーザーの属性を確認するにはGoogleアナリティクスの「設定」をクリックし「コンバージョン」をクリックします。

するとあらかじめ設定しておいたコンバージョンイベントが表示され、それぞれの件数・変化率を確認できるようになります。

Googleアナリティクス分析の使い方

Googleアナリティクスはうまく活用することによりページの閲覧数を増やしたり、CV数を増やしたりと、効果的なSEO対策ができるようになります。

具体的にGoogleアナリティクスからわかるデータを使うことで得られる効果や活用方法は以下の2つがあります。

  1. 記事の質を改善しCVRを上げる
  2. ユーザーの行動を元に施策を考える

①記事の質を改善しCVRを上げる

Googleアナリティクスのデータを活用することでページのCVRを上げることができます。CVRとはページを訪れたユーザーの中でどのくらいの割合のユーザーがコンバージョンまで到達したかを表す値のことです。

コンバージョンとはユーザーがページ作成者の目的としているアクションをしてくれた状態のことを指し、コンバージョンによって売り上げが発生するようにしているページ作成社も多くいます。

Googleアナリティクスをうまく活用することによりユーザーのターゲットを明確にしたり、集客キーワードを明確にすることによりCVRの割合が高くなります。

②ユーザーの行動を元に施策を考える

Googleアナリティクスのデータからユーザーの行動が分かり、それを元により多くのユーザーを集客するための施策を考えることができます。

具体的には当記事で解説したアクセス数・ユーザーの流入経路・サイト内でのユーザーの行動・ユーザーの属性・コンバージョンの達成状況などの情報と、それぞれの読み取り方

を用いてユーザーの行動を推測しましょう。

ユーザーの行動を推測できたら、ユーザーが求めている情報をユーザーが欲しい時に示すことができるようになるため、ページの閲覧数を増加につながります。

Googleアナリティクス設定はブログ運営には必須

Googleアナリティクスの設定方法やデータの見方、使い方についてよく分かりましたか?Googleアナリティクスはうまく分析に使えるようになれば、ページの閲覧数を増やしたり、コンバージョンを増やしたりと、サイトの質を高められるようになります。

Googleアナリティクスを使い始めたら、当記事で解説した初期設定4ステップや、その後にやるべき3種類の設定を行い、自分のWebサイトの分析をできるようにして下さい。

なお、Googleアナリティクスには新旧2つのバージョンがあり、なるべく新バージョンを利用するのがおすすめであり、プラグインを使用する場合、定期的な最新バージョンへのアップデートが必要です。Googleアナリティクスを活用してWebサイトに効果的なSEO対策をしましょう。

ロリポップなら、お申込みと同時にWordPressがセットアップされます。

まずは10日間の無料期間を使って、ロリポップの使い心地を試してみてください。

>ブログをはじめるならロリポップ!

ブログをはじめるならロリポップ!

「ロリポップ!レンタルサーバー」なら、WordPressを60秒でインストール。12ヶ月以上契約すると45種類以上のドメインがずっと無料でご利用いただけます。