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WordPressで会員サイトを作るには?作り方とおすすめプラグインを初心者向けに解説

ブログや情報発信サイトを運営していて、「この続きは会員限定で読める」ような仕組みを作りたいと思ったことはありませんか。

WordPressには投稿ごとのパスワード保護機能こそあるものの、会員登録やログイン、決済までを含めた本格的な会員機能は標準では備わっていません。何から手をつければよいか分からず、そこで作業が止まってしまう人も多いでしょう。

実はプラグインを使えば、専門知識がなくてもWordPressに会員登録・限定コンテンツ・決済機能を追加できます。本記事では、会員サイトの種類の整理から、実際にWordPressで構築する手順、プラグインの選び方までを解説します。

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目次

WordPressで会員サイトは作れる?必要になる主な機能

ロリポップ!レンタルサーバー WordPressで会員サイトは作れる?必要になる主な機能

WordPressで会員サイトを作る際によく必要になる機能を、先に整理しておきましょう。
主な機能は、大きく分けて次の4つです。

・会員登録・ログイン機能
・コンテンツ制限機能(閲覧権限の管理)
・決済連携機能
・会員向けのマイページ・プロフィール機能

会員登録・ログイン機能

訪問者がアカウントを作成し、ログインした状態でサイトを利用できるようにする仕組みを指します。

コンテンツ制限機能(閲覧権限の管理)

ログインしている会員だけが特定の記事やページを閲覧できるように制御する機能で、無料会員・有料会員などグレードごとに公開範囲を分けられます。

決済連携機能

有料会員を募集する場合は、クレジットカードなどのオンライン決済とプラグインを連携させ、料金の請求や継続課金を処理する必要があるでしょう。

会員向けのマイページ・プロフィール機能

必須ではありませんが、会員同士の交流やお知らせの配信に活用されることがあります。

WordPress本体には、投稿ごとにパスワードを設定して公開範囲を制限する機能が標準で備わっています。ただし、会員登録・ログイン、決済までを含めた本格的な会員サイト機能は含まれていません。そのため、これらの機能を追加するプラグインの導入を検討してみましょう。

WordPressで作れる会員サイトの種類

ロリポップ!レンタルサーバー WordPressで作れる会員サイトの種類

WordPressで作れる会員サイトには、いくつかの型があります。目的に応じてどの型を目指すかを、最初に把握しておくとよいでしょう。

無料会員限定公開型

訪問者に会員登録をしてもらい、ログインした人だけに特定の記事やダウンロード資料を公開する形です。料金は発生しないため、リード獲得やメールアドレス収集を目的にするケースで使われます。

有料課金型

会員登録に加えて決済を組み合わせ、有料会員だけが限定コンテンツを閲覧できるようにする形です。料金の受け取り方には、毎月・毎年など継続的に請求する定期課金(サブスクリプション)と、1回だけ支払う買い切りの2通りがあります。オンライン講座を段階的に公開する使い方も、この型に含まれるでしょう。

コミュニティ型

会員同士がプロフィールを持ち、フォーラムやグループ機能を通じて交流できるようにする形です。単に記事を閲覧させるだけでなく、会員同士のつながりを作りたい場合に向いています。

これらの型は組み合わせて使うこともでき、無料会員には一部のみ、有料会員にはすべてのコンテンツを公開するといった設計も可能でしょう。

WordPressで会員サイトを作るメリット・デメリット

ロリポップ!レンタルサーバー WordPressで会員サイトを作るメリット・デメリット

WordPressに会員機能を追加することには、メリットとデメリットの両方があります。導入前に押さえておきましょう。

メリット:既存サイトに追加できる、専門知識がなくても始めやすい

すでに運用しているWordPressサイトに会員系プラグインを追加するだけで会員機能を後付けでき、サイトを作り直す必要はありません。設定の多くは管理画面上で完結するため、コードを書けない人でも導入しやすいでしょう。

デメリット:セキュリティ・表示速度・運用の手間が増える

会員の個人情報や決済情報を扱うことになるため、通常のサイトよりセキュリティ対策の比重が高くなります。また、ログイン中の会員に表示するページは内容が人によって変わるため、多くのキャッシュ系プラグインは通常キャッシュの対象から外しており、対策を怠ると表示速度が遅くなりやすい傾向があります。会員登録の受付や問い合わせ対応、プラグイン・WordPress本体の更新作業など、公開後の運用の手間も増えるでしょう。

これらのデメリットは、事前に対策を検討しておくことである程度カバーできます。次の章で、会員サイトを作る前に決めておきたいことを整理しましょう。

会員サイトを作る前に決めておきたいこと

ロリポップ!レンタルサーバー 会員サイトを作る前に決めておきたいこと

手順に入る前に、目的・会員区分・決済モデルの3点を先に決めておくと、後戻りが少なく進められます。

・会員サイトの目的を決める
・無料・有料などの会員区分を決める
・有料の場合は単発課金・定期課金を決める

会員サイトの目的を決める

まず、会員サイトを作る目的を明確にしましょう。限定コンテンツの配信、オンライン講座の販売、会員同士のコミュニティ作りなど、目的によって必要なプラグインや機能が変わってきます。たとえば決済連携を重視すべきか、交流機能を重視すべきかは目的次第でしょう。目的が曖昧なまま進めると、後から機能不足に気づいて作り直すことになりかねません。

無料・有料などの会員区分を決める

次に、会員の区分を決めます。無料会員のみにするか、有料会員も設けるか、複数の会員グレード(例:ライトプラン・プレミアムプランなど)を用意するかを整理しておきましょう。区分ごとに閲覧できるコンテンツの範囲を先に決めておくと、後の設定がスムーズです。

有料の場合は単発課金・定期課金を決める

有料会員を設ける場合は、支払い方法も決めておきましょう。毎月・毎年など継続的に請求する定期課金(サブスクリプション)にするか、1回だけ支払う買い切りにするかで、選ぶプラグインや対応する決済サービスの範囲が変わってきます。

これら3点を先に決めておくと、次のプラグイン選びが目的に合った形で進めやすくなります。

WordPressの会員サイト向けプラグインの選び方

ロリポップ!レンタルサーバー WordPressの会員サイト向けプラグインの選び方

プラグインは目的別に得意分野が分かれています。ここでは代表的な4つの目的に絞って、選び方の考え方を紹介します。

・無料の会員限定コンテンツを作りたい場合
・有料会員・サブスクを運営したい場合
・オンライン講座を販売したい場合
・コミュニティを作りたい場合

無料の会員限定コンテンツを作りたい場合

コストをかけずに会員登録・ログイン・コンテンツ制限を実現したいなら、「WP-Members Membership Plugin」や「Ultimate Member」など、WordPress.org配布の無料プラグインが候補になります。基本的な会員登録・ログイン・投稿単位の閲覧制限は無料版でも利用できますが、決済連携などより高度な機能は有料の拡張機能で追加する形が多く見られます。どこまでが無料で使える範囲かは、導入前に各プラグインの公式ページで確認しておきましょう。

有料会員・サブスクを運営したい場合

決済と連携した本格的な有料会員サイトを目指すなら、「MemberPress」のような有料プラグインが選択肢になります。「MemberPress」には無料版がなく、有料のプラン制で提供されている点は事前に押さえておきましょう。決済連携や会員グレードの管理など、有料会員サイトに必要な機能がまとまって用意されています。

オンライン講座を販売したい場合

オンライン講座のように、コンテンツを段階的に公開したい場合は、「コンテンツドリップ」と呼ばれる、登録からの経過日数に応じて公開範囲を広げていく機能を持つプラグインが向いています。「MemberPress」はこのコンテンツドリップ機能を備えており、講座の進度に合わせた公開設定が可能です。

コミュニティを作りたい場合

会員同士のプロフィール・グループ・交流機能を中心にしたいなら、WordPress.org配布の無料プラグイン「BuddyPress」が定番です。会員登録に加えて、グループの作成やメンバー同士のやり取りができる場を用意できます。

初心者がまず1つ選ぶなら、無料で始められて拡張の余地もある「WP-Members」や「Ultimate Member」から試し、必要に応じて有料プラグインへ移行する進め方がおすすめです。

WordPressで会員サイトを作る手順

ロリポップ!レンタルサーバー WordPressで会員サイトを作る手順

ここからは、WordPressに会員サイトを構築する具体的な流れを7つのステップで見ていきます。プラグインは「WP-Members」を例に説明します。

ステップ1:レンタルサーバーとWordPressを準備する

会員サイトの土台として、レンタルサーバーを契約しWordPressをインストールします。多くのレンタルサーバーにはWordPress簡単インストール機能が用意されており、たとえばロリポップでは管理画面から数クリックでWordPress本体をセットアップできます。独自SSL(https化)も忘れずに設定しておきましょう。

ステップ2:会員サイト用プラグインをインストールする

WordPress管理画面の「プラグイン」→「新規追加」から、目的に合った会員系プラグインを検索してインストール・有効化します。

ステップ3:会員登録・ログインページを作成する

プラグインを有効化したら、会員登録・ログインページを用意します。「WP-Members」の場合、固定ページにショートコード(決まった文字列を貼り付けるだけで機能を呼び出す仕組み)の[wpmem_form register]を貼り付ければ登録ページに、[wpmem_form login]を貼り付ければログインページになります。会員限定コンテンツにアクセスした際に自動でログインフォームを表示することもでき、専用ページを作らずに運用することも可能です。

ステップ4:会員区分や閲覧権限を設定する

無料会員・有料会員など複数の区分を設ける場合は、プラグインの設定画面で会員レベル(グレード)を作成し、区分ごとに閲覧できるコンテンツの範囲を割り当てます。シンプルな会員限定サイトであれば、ログイン済みかどうかだけで制御する設定でも十分でしょう。

ステップ5:会員限定コンテンツを設定する

会員限定にしたい投稿・固定ページを編集し、そのページを会員限定(ブロック状態)に設定します。WP-Membersの場合、投稿・固定ページの編集画面に表示される専用の設定欄から、記事ごとに会員限定にするかどうかを切り替えられます。

ステップ6:有料の場合は決済機能を設定する

有料会員を募集する場合は、決済サービスと会員プラグインを連携させます。定期課金にするか買い切りにするかを事前に決めた上で、プラグインの決済設定画面からクレジットカード決済などの支払い方法を有効化しましょう。

ステップ7:登録・ログイン・閲覧制限をテストする

公開前に、実際にテストアカウントで会員登録・ログイン・会員限定ページの閲覧制限が意図どおりに動くかを確認します。有料会員を設けた場合は、決済のテストモードなどを使って決済フローも一通り試しておくと安心です。

※本記事で紹介しているWP-Membersの画面構成・ショートコードは2026年9月時点のものです。プラグインのバージョンにより表示や仕様が異なる場合があります。

会員限定コンテンツとSEOを両立させるポイント

ロリポップ!レンタルサーバー 会員限定コンテンツとSEOを両立させるポイント

会員限定にすると検索結果に表示されなくなるのでは、と不安に思う人も多いでしょう。やり方次第で、検索流入と会員限定コンテンツは両立できます。

一般公開する部分と会員限定部分を整理する

記事の冒頭部分やまとめだけを一般公開し、詳細部分を会員限定にするティザーコンテンツ(無料で読める範囲の記事)という考え方が基本です。検索エンジンやSNS経由の訪問者にも記事の一部を見てもらうことで、会員登録への導線を作れます。

会員限定ページを検索対象にするか決める

会員限定ページを検索結果に表示させたいかどうかも、事前に決めておきたいポイントです。表示させたくない場合は、検索エンジンにインデックスさせないためnoindexタグを設定して検索対象から除外できます。会員限定ページも検索結果に表示させたい場合は、次で紹介する対応が必要になるでしょう。

検索対象にする場合はペイウォール用の構造化データを検討する

会員限定ページを検索対象にしたい場合、Googleは「Flexible Sampling」と呼ばれる仕組みを案内しています。isAccessibleForFreeなどの構造化データ(ページの情報を検索エンジンに伝えるための記述)を使うことで、会員限定コンテンツもインデックス対象にできます。

▼Google Search Central「Flexible Sampling」
https://developers.google.com/search/docs/appearance/flexible-sampling?hl=ja

ただし、これを実装せずにログイン必須のコンテンツを一般公開ページのように見せかけると、Googleからクローキング(検索エンジンと利用者に異なる内容を見せる行為)とみなされるリスクがあると公式に明記されているため注意が必要です。

まずは一般公開する範囲を明確に線引きし、検索対象にするかどうかは運営方針に応じて判断するとよいでしょう。

WordPressの会員サイトを安全に運営するポイント

ロリポップ!レンタルサーバー WordPressの会員サイトを安全に運営するポイント

会員情報や決済情報を扱う会員サイトは、通常のサイト以上にセキュリティ対策が欠かせません。運営時に押さえておきたい3点を紹介します。

・SSL・パスワード・ログイン対策を行う
・WordPress本体・テーマ・プラグインを更新する
・バックアップとキャッシュ設定を確認する

SSL・パスワード・ログイン対策を行う

サイト全体をSSL化(https化)し、通信を暗号化します。ロリポップなど無料独自SSLに対応したレンタルサーバーであれば、追加費用なく常時SSL化できるでしょう。会員登録時にはWordPress標準のパスワード強度チェック機能が表示されますが、これはあくまで目安表示であり、弱いパスワードでも登録自体は可能です。より強固に運用したい場合は、パスワードポリシーを強制するプラグインの併用や、ログイン試行回数を制限するプラグインの導入も検討しましょう。

WordPress本体・テーマ・プラグインを更新する

WordPress本体・テーマ・プラグインには、脆弱性への対応を含めたアップデートが随時提供されます。WordPress公式のセキュリティガイドでも、更新の放置は攻撃者に狙われるリスクを高めるとして、速やかな適用が推奨されています。管理画面の更新通知はこまめに確認しましょう。

バックアップとキャッシュ設定を確認する

万が一のトラブルに備え、定期的なバックアップ体制を整えておきます。あわせて、ログイン中の会員向けページはキャッシュの対象外になりやすいため、キャッシュ設定が会員限定ページの表示に影響していないかも確認しておきましょう。

これらの対策は一度設定して終わりではなく、運営を続けながら定期的に見直すことが大切です。

WordPressの会員サイトに関するよくある質問

ロリポップ!レンタルサーバー WordPressの会員サイトに関するよくある質問

WordPressの標準機能だけでも会員サイトを作れますか?

WordPress本体には投稿ごとにパスワードを設定して閲覧を制限する機能が備わっていますが、会員登録・ログイン、段階的な権限管理、決済までを含めた本格的な会員サイト機能は含まれていません。会員登録やログインの仕組みを追加したい場合は「WP-Members」や「Ultimate Member」などのプラグインを導入する必要があります。

無料プラグインだけでも会員サイトを作れますか?

会員登録・ログイン・コンテンツ制限といった基本機能であれば、「WP-Members」や「Ultimate Member」など無料プラグインだけでも会員サイトを作れます。ただし、決済連携やコンテンツドリップなど高度な機能を使いたい場合は、有料プラグインの利用や、無料プラグインへの有料拡張機能の追加が必要になるでしょう。

会員サイトにはどのようなレンタルサーバーが向いていますか?

会員サイトはログイン処理や個人情報・決済情報のやり取りが発生するため、無料独自SSLに対応し、表示も安定したレンタルサーバーを選ぶと安心です。「ロリポップ!レンタルサーバー」のように、WordPress簡単インストールや無料独自SSLに対応したサービスであれば、初めて会員サイトを構築する場合でも準備をスムーズに進められるでしょう。

まとめ

会員サイトは、目的や会員区分を先に整理し、目的に合ったプラグインを選ぶことで、専門知識がなくても構築できます。会員登録・コンテンツ制限・決済連携といった基本機能に加え、SEOやセキュリティ面の対策まで押さえておけば、公開後も安心して運営を続けられるでしょう。まずは今回紹介した手順を参考に、会員サイトの目的と会員区分を決めるところから始めてみてください。

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