WordPressをダウンロードしたいけれど、具体的な手順がわからない方も多いはずです。
本記事では、WordPressダウンロード方法2つを初心者向けにわかりやすく解説します。
また、ダウンロード後に必要な初期設定やおすすめのテーマ・プラグイン、エラーの対処法まで網羅的に紹介しています。
WordPressのインストールから基本設定まで迷わず進められるようになるため、ぜひ最後までご覧ください。

WordPressの基礎知識

本章では、WordPressの基本的な情報とダウンロード方法を解説します。
WordPressを使ってWebサイトを作る前に、ダウンロードの費用や方法について知っておきましょう。
WordPressは無料でダウンロード可能
WordPressのソフトウェア自体は、誰でも無料でダウンロードでき、ライセンス料や使用料も一切かかりません。
ただし、WordPressでWebサイトを公開するには、レンタルサーバーとドメインの契約が必要です。両者とも有料サービスとなり、月額数百円から数千円程度の費用がかかります。
WordPress本体は無料ですが、サイト運営には別途費用が必要になる点を理解しておきましょう。
ダウンロード方法は2種類
WordPressのダウンロード方法は、大きく分けて以下の2つです。
- レンタルサーバーの自動インストール機能を使う
- WordPress公式サイトからダウンロードする
自動インストール機能は、簡単なステップでWordPressをダウンロードできます。公式サイトからダウンロードする方法は、手順を確認すれば難しくはないものの、ステップが多いため初心者にはおすすめできません。
WordPressのダウンロードが初めての方は、簡単な作業でワードプレスのインストールが完了する自動インストール機能の使用がおすすめです。
レンタルサーバーの自動インストール機能を使う方法

本章では、自動インストール機能を利用したWordPressの導入手順を解説します。自動インストール機能は、手順も少なくわかりやすいため、初心者でも安心です。
なお、今回はレンタルサーバーのロリポップの簡単インストール方法に沿って解説していきます。
1. レンタルサーバーを契約しログインする
まずはレンタルサーバーを契約し、アカウント作成のうえログインを済ませておきましょう。
なお、レンタルサーバーはロリポップのようにWordPress簡単インストール機能が付いているレンタルサーバーと契約すると良いでしょう。
簡単インストール機能がないレンタルサーバーの場合、必然的に公式サイトからダウンロードする方法のみとなってしまうため、注意しましょう。
2. インストール先の設定を行う
レンタルサーバーと契約完了後、ユーザー専用ページにログインし、「WordPress」を開いてください。「WordPress 簡単インストール」の画面が出力されたら、以下の情報の入力を進めましょう。
- インストールするサイトのURL
- サイトのタイトル
- ユーザー名
- パスワード
- メールアドレス
- 最初に設定するテーマ
テーマとユーザー名はそれぞれ自由に決めて問題ありません。
ユーザー名およびパスワードはWordPressへのログイン時に必要となる大切な情報です。生年月日や名前など、予測がしやすい文字の使用は避け、半角英数や記号を混ぜてランダムに作成しましょう。
メールアドレスを入力後、最初に適用するWordPressのテーマを選択しましょう。
3. 入力内容を確認しインストールする
入力した情報を確認し、間違いがなければ「承諾する」にチェックを入れ「インストール」をクリックすると、インストール作業が開始されます。
インストール完了後、画面に表示された「管理者ページURL」をクリックすると、WordPressのログインに移行します。
先に設定したユーザー名とパスワードを入力し、ログインできるか確認しましょう。
ロリポップでは、ワードプレスが簡単にインストールできます。以下の記事では簡単インストールの詳細を解説しているため、サーバーを検討する際の参考にしてください。
WordPress(ワードプレス)簡単インストールの利用方法
WordPress公式サイトからダウンロードする方法

本章では、自動インストール機能を使わず、手動でWordPressをダウンロードする方法を解説します。
最初に公式サイトからファイルをダウンロードし、FTPクライアントを使ってサーバーにアップロードする手順が必要です。
初心者にとっては難易度が高くなるため、可能な限り自動インストールを選択しましょう。
1. レンタルサーバーの契約とFTPクライアントの準備
WordPressを手動でインストールする場合もレンタルサーバーの契約と、別途FTPクライアントの準備が必要です。
FTPクライアントとは、自身のパソコンからサーバーにファイルをアップロードするときに使うソフトのことで、FileZilla・Cyberduck・FFFTPなどが無料ソフトとして有名です。
WordPressのインストールでは、ダウンロードしたファイルをサーバー上の指定された場所にアップロードする作業があるため、FTPクライアントが欠かせません。
無料でFTPソフトをダウンロードし、サーバー会社から提供されたFTP接続情報(ホスト名、ユーザー名、パスワード)を使って接続設定を済ませておきましょう。
2. WordPress日本語公式サイトより最新版をダウンロード
WordPress日本語公式サイトにアクセスしましょう。トップページをスクロールすると、「WordPressをダウンロード」という青いボタンが表示されます。

ボタンをクリックすると、最新版のWordPressファイル(zip形式)が自動でダウンロードされます。
3. ダウンロードしたzipファイルを解凍
ダウンロードしたWordPressのzipファイルを右クリックして「すべて展開」または「展開」を選択してください。なお、Macの場合はダブルクリックするだけで解凍できます。
展開先を選ぶ画面が表示された際は、デスクトップなどわかりやすい場所を指定しましょう。
解凍が完了すると、「wordpress」という名前のフォルダがデスクトップ上に生成されます。フォルダの中には、WordPressを動かすために必要なデータが入っています。
4. FTPクライアントを使ってサーバーにアップロードする
解凍したwordpressフォルダの中身を、FTPクライアントを使ってサーバーにアップロードします。アップロードには数分かかる場合があるため、完了するまで待ちましょう。
アップロードが完了すると、データベース情報の入力画面が表示されるので、サーバー会社から提供された情報を入力してください。
入力が終わったら「WordPressをインストール」をクリックし、インストール完了後にログインが可能になります。万が一FTPソフトでエラーが起こる場合は、以下の記事を参考にしてください。
こんにちは!ロリポップCRチームのotomiです。今回は、FTPソフト(以下FTPクライアントと言います)を利用していて、突然エラーが発生し利用できなくなったケースについて原因と解決方法をご案内します。FTPクライアントで[…]
WordPressダウンロード後に行う初期設定

WordPressのインストール完了後は、サイトの公開前に最低限の初期設定をしましょう。本章では、以下3つの基本設定について具体的な手順を解説します。
- サイトタイトルの設定
- パーマリンクの最適化
- SSL化の実施
SEOやセキュリティ面で重要な作業のため、必ず実施しましょう。
サイトタイトルを設定する
サイトタイトルは、サイトの看板のようなもので、検索順位やアクセス数に影響します。
WordPressではトップページと下層ページでそれぞれタイトルを設定する必要があります。トップページの設定は、WordPressにログイン後、左側のメニューから「設定」→「一般」を選択しましょう。
次に「サイトのタイトル」欄に、タイトル名を入力し、画面下部の「変更を保存」ボタンをクリックして完了です。

下層ページのタイトル設定は、編集したい投稿ページや固定ページの編集画面にアクセスし、ページ上部の「タイトルを追加」欄に、ページ専用のタイトルを入力します。

設定完了後「更新」または「公開」ボタンをクリックして保存しましょう。なお、サイトタイトルは検索結果にも表示される重要な要素なので、サイトの内容が一目でわかるタイトルを付けましょう。
サイトに合ったパーマリンクを設定する
パーマリンクとは、各ページのURL構造のことで、サイトの種類に合わせて設定することが大切です。基本的には、シンプルで短い文字列にするとユーザーも検索エンジンもわかりやすくなります。
サイトタイプ別のおすすめ設定例は以下のとおりです。
- ニュースサイト:日付を入れる(site.com/2025/10/19/記事名/)など
- コーポレートサイト:投稿名を使った(/service/、/event/)など
- ECサイトや情報サイト:カテゴリー名を含める(site.com/category/記事名/)など
設定は「設定」→「パーマリンク」から変更できます。

なお、サイト公開後のパーマリンク変更はしないようにしましょう。万が一変更してしまうと、せっかく積み上げたSEO評価がリセットされてしまうため、注意してください。
SSL化を実施する
SSL化とは、Webサイトと訪問者との間の通信を暗号化する技術です。
個人情報や決済情報などの機密データを保護し、安全な通信を実現できます。SSL化されていないサイトはブラウザで警告が表示されるため、必須の設定といえるでしょう。
SSL化の設定は、以下のとおりです。
- WordPressダッシュボード左側メニューの「設定」から「一般」を選択
- 「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」の両方を確認
- URLの「http://」を「https://」に変更する(sをつけるだけ)

最後に、画面下部の保存を押して完了です。
WordPressテーマを有効化する方法

WordPressテーマとは、サイトのデザインや機能を決めるテンプレートのことです。テーマのダウンロードと有効化の手順は以下の通りです。
- ネット上でテーマを探し、デスクトップにダウンロード
- WordPress管理画面の「外観」→「テーマ」を選択
- 「新しいテーマを追加」→「テーマをアップロード」を選択
- インストール完了後、有効化ボタンを押す

有効化すると、選んだテーマのデザインがサイトに反映されます。無料・有料問わず多くのテーマが用意されているので、サイトの目的に合ったものを選びましょう。
おすすめの無料テーマ

本章では、初心者でも使いやすく、機能性に優れた3つの無料テーマを紹介します。WordPressには、無料でも高機能なテーマが数多く用意されています。
特に、ブログやコーポレートサイトを始める方にとって、コストをかけずに本格的なサイトを作れるのは大きな魅力です。自社の雰囲気に合ったテーマを探し、ダウンロードしてみましょう。
1. Cocoon
Cocoonは、シンプルで洗練されたデザインが特徴の無料テーマです。ブログやアフィリエイトサイトに最適で、初心者から上級者まで幅広く支持されています。
最大の魅力は、ワンクリックでサイト全体のデザインを変更できる「スキン機能」です。100種類以上のデザインパターンから好みのスタイルを選べるため、CSSの知識がない場合でもおしゃれなサイトを作成できます。
さらに、広告の配置を自由にコントロールできる機能や、SEOに必要な設定が標準搭載されているなど、ブログの収益化をサポートする機能が充実しています。
2. Lightning
Lightningは、WordPress公式ディレクトリに登録されており、信頼性の高さが魅力です。
公式テーマのため、WordPressのダッシュボードから直接検索してインストールできます。シンプルで使いやすいデザインは、企業サイトから個人ブログまで幅広い用途に対応しています。
機能を拡張するための専用プラグイン「VK Blocks」や「ExUnit」も無料で提供されており、お問い合わせフォームやSNSボタンなどを簡単に追加が可能です。
カスタマイズの自由度も高く、コードを書かずに色やレイアウトを調整できます。
3. Emanon Free
Emanon Freeは、コーポレートサイトやポートフォリオサイトの作成に適した無料テーマです。
企業の公式サイトやフリーランスの作品紹介サイトなど、ビジネス用途での利用を想定したデザインが特徴となっています。
投稿記事や固定ページをトップページに表示できるスライダー機能を標準搭載しており、訪問者の目を引くような、動きのあるファーストビューを簡単に作成が可能です。
お問い合わせフォームやサービス紹介ページなど、企業サイトに必要な要素をスムーズに配置できるため、ビジネス向けサイトを作りたい方におすすめです。
おすすめの有料テーマ

本章では、特に人気が高く初心者にも使いやすい3つの有料テーマを紹介します。
有料テーマは、無料テーマよりもさらに高度な機能やデザイン性を備えています。デザインのカスタマイズ性が高く、プロフェッショナルな見た目のサイトを手軽に作成できるのが魅力です。
1. THE THOR
THE THORは初心者でも美しいサイトをクリック操作だけで構築できる、ロリポップの簡単インストールと同時に購入できる有料テーマです。
高い機能性とデザイン性を両立しており、CSSやHTMLの知識がなくても管理画面から細かいカスタマイズが可能です。なお、サイトのテーマカラー設定や記事内装飾も簡単に行えます。
マーカーやボックス、ボタンや吹き出しなど豊富な装飾機能を標準装備しており、読みやすいサイト作りをサポートしてくれます。
SEOに必要な設定や高速化設定も管理画面から行えるため、専門知識や専用のプラグインは不要です。綺麗なサイト構築を簡単に行いたい方や、SEOと高速化にこだわりたい方におすすめのブログ向けテーマです。
2. SANGO
SANGOは、カスタマイズ性の高さが魅力の有料テーマです。初心者でも管理画面から簡単にデザインを変更でき、難しいコードの知識は必要ありません。
特に便利なのがショートコード機能で、ボタンやボックスデザインをワンクリックで挿入できます。
記事内に「ここをクリック」といったボタンや、重要なポイントを囲む枠を手軽に配置できるため、読者にわかりやすい記事の作成が可能です。
柔らかく親しみやすいデザインが特徴で、ブログやメディアサイト運営に最適なテーマといえるでしょう。
3. THE SONIC
THE SONICは、記事作成の効率化を重視した有料テーマです。エディター機能が非常に充実しており、記事を書く時間を大幅に短縮できます。
見出しや装飾ボタンがあらかじめ用意されているため、毎回設定する手間が省ける点も大きなメリットです。
さらに、100種類以上のデザインテンプレートが用意されており、好みのスタイルを選ぶだけでプロ仕様のサイトが完成します。月額制または年額制から選べる料金プランも特徴的で、自身の運営スタイルに合わせた選択が可能です。
テーマ選びのポイントや用途別のおすすめテーマを知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
WordPressを使ってサイトを立ち上げるとき、最初に悩むのが「テーマ選び」。一見、どれも似たように見えるかもしれませんが、実はテーマごとに機能やデザイン・カスタマイズ性が大きく異なります。さらに、同じテーマであっても、企業サイト、個人[…]
WordPressプラグインをダウンロードする方法

プラグインとは、WordPressに機能を追加するための拡張ツールです。
お問い合わせフォームやセキュリティ強化など、必要な機能を後から自由に追加できます。インストール方法は大きく分けて2種類あり、どちらも簡単な操作で完了します。
ダッシュボードから検索してインストール
もっとも一般的なプラグインのインストール方法は、WordPress管理画面から直接検索する方法です。
- WordPressの管理画面にログイン
- 左側メニューの「プラグイン」にカーソルを合わせ、「新規プラグインを追加」を選択

- 検索ボックスに欲しいプラグイン名を入力
- 検索結果に表示されたプラグインの「今すぐインストール」ボタンをクリック

- インストール完了後、「有効化」ボタンを押すと使用開始できます
上記の方法であれば、WordPress公式ディレクトリに登録されている数万種類のプラグインから好きなものを選べます。
zipファイルをアップロードしてインストール
公式ディレクトリにないプラグインや、外部サイトで購入したプラグインは、zipファイルをアップロードしてインストールします。手順は以下のとおりです。
- 左側メニューの「プラグイン」から「新規プラグインを追加」を選択
- 画面上部の「プラグインのアップロード」ボタンをクリック
- 「ファイルを選択」ボタンを押し、ダウンロードしたzipファイルを選択
- 「開く」ボタンでファイルを指定
- 「今すぐインストール」ボタンをクリックして完了
インストール後は「有効化」を忘れずにしましょう。なお、有料プラグインを導入する際は主にこの方法を使います。
初心者がインストールすべき便利なプラグイン

本章では、初心者が最初に入れるべき4つのプラグインを紹介します。
バックアップやセキュリティ対策、アクセス解析などの機能は、サイトを安全かつ効率的に運営するために必須です。プラグインをインストールして、安全にサイト運営をしましょう。
1. BackWPup
「BackWPup」は、サイトのデータを自動的にバックアップしてくれるプラグインです。サーバーのトラブルや誤操作によってデータが消失してしまうリスクに備えて、定期的なバックアップが欠かせません。
本プラグインを使えば、毎日や毎週といった頻度で自動的にバックアップを取得できます。記事データやテーマ設定、画像ファイルなど、サイトに関するすべての情報を保存してくれるため安心です。
手動でバックアップを取る手間が省けるだけでなく、万が一の事態にもすぐに復元できる体制を整えられます。
2. Simple Cloudflare Turnstile
「Simple Cloudflare Turnstile」は、スパムコメントや悪質なフォーム送信をブロックするセキュリティプラグインです。ボット(自動プログラム)による大量の迷惑コメントや、いたずら目的の問い合わせを効果的に防止できます。
お問い合わせフォームやコメント欄に人間かボットかを判定する仕組みを追加することで、不正なアクセスを自動的にシャットアウトしてくれます。
面倒な迷惑コメントの削除作業から解放されるため、コンテンツ制作に集中できる環境を作れるでしょう。
3. Site Kit by Google
「Site Kit by Google」は、 Google Search ConsoleやGoogle アナリティクスといったGoogleの分析ツールとWordPressを簡単に連携できるプラグインです。
通常、ツールを連携するためには、トラッキングコードの設置など専門的な作業が必要です。しかし、このプラグインを使えば、ボタンをクリックするだけで連携が完了します。
WordPress管理画面内でアクセス数や検索キーワードを確認できるため、サイトの改善に役立つデータを簡単に把握できるようになります。
4. SiteGuard WP Plugin
「SiteGuard WP Plugin」は、第三者による不正ログインを防止するセキュリティプラグインです。
WordPressのログインページは初期設定のままだと誰でも知っている共通のURLになっており、攻撃者に狙われやすい状態です。
本プラグインを導入すると、ログインページのURLを自分だけが知る独自のアドレスに変更できます。
さらに画像認証やログイン試行回数の制限機能も備えているため、総合的なセキュリティ対策が可能です。大切なサイトを守るために、最初に入れておきたいプラグインといえます。
なぜWordPressプラグインが重要なのか?WordPressの可能性を最大限に引き出すためには、プラグインの活用が不可欠です。プラグインは、WordPressに様々な機能を追加し、サイトのSEO、セキュリティ強化、表示速度改善[…]
WordPressダウンロード時のトラブル対処法

本章では、ダウンロード時のよくあるトラブルと具体的な対処方法を4つ紹介します。
WordPressをインストールする際や、テーマ・プラグインを追加する際に、エラーが発生することが稀にあります。
初心者は焦ってしまうかもしれませんが、多くの場合は簡単な対処で解決できるため、落ち着いて対応しましょう。
テーマやプラグイン追加時にエラーが出る
テーマやプラグインをインストールしようとしてエラーが表示される場合、WordPressやPHPのバージョンが合っていない可能性が高いです。
各テーマやプラグインには動作に必要な環境条件があり、古いバージョンのWordPressやPHPでは正常に動作しません。
まずはWordPressを最新版にアップデートして、それでも解決しない場合は該当するプラグインが最新のWordPressに対応していない可能性があります。
セキュリティ上のリスクもあるため、別の類似プラグインを探すことをおすすめします。
テーマのインストールが終わらない
テーマのインストール作業が長時間経っても完了しない場合、契約しているレンタルサーバーの性能が不足している可能性があります。
低価格プランでは処理速度やメモリ容量が制限されていることがあるため、プランの確認や変更も有効です。
少し時間を置いてから再度インストールして、何度試してもインストールできない状況が続くようであれば、より安定したレンタルサーバーへの移行を検討すべきでしょう。
データベース接続確立エラーになる
「データベース接続確立エラー」というメッセージが表示される場合、入力したデータベース情報に誤りがある可能性が高いです。
WordPressはデータベースに接続できないと動作しません。そのため、レンタルサーバーから提供されたデータベース名・ユーザー名・パスワードを再度確認しましょう。
特にパスワードは大文字・小文字・記号が混合しているため、慎重に入力する必要があります。
また、コピーする際に余計なスペースが入っていないかもチェックしましょう。情報が正しい場合でもエラーが出る場合は、サーバー側の問題の可能性があります。
「無効なURLです」の表記が出る
「無効なURLです」というエラーが表示される場合、設定がサーバーに反映されていない可能性があります。
WordPressをインストールした直後や、ドメイン・SSL設定をした直後は、インターネット上に情報が行き渡るまで時間がかかります。1時間程度待ってから再度アクセスしてみましょう。
また、キャッシュが古い情報を表示している可能性があるため、ブラウザのキャッシュをクリアしてみる方法も有効です。
上記の手順でも解決しない場合は、入力したURLに誤りがないかもう一度確認してみましょう。
まとめ
WordPressは無料でダウンロードできますが、サイト運営には有料のレンタルサーバーとドメインが必要です。
なお、ダウンロードは、レンタルサーバーの自動インストール機能を使う方法と、公式サイトから手動でダウンロードする方法の2種類があり、初心者には自動インストールがおすすめです。
インストール後は、サイトタイトル・パーマリンク・SSL化の初期設定を行い、目的に合ったテーマとプラグインを導入しましょう。
本記事を参考にWordPressのインストールをスムーズに行い、サイトを作成してみてください。







