OpenClaw

OpenClawのskillとは?追加方法・おすすめスキル一覧を初心者向けに紹介

OpenClawを動かし始めて、もっといろいろな作業を任せたいのに、どうやって機能を足せばいいのか分からず手が止まったことはないでしょうか。そこで使うのがskillです。追加のやり方や仕組みは記事ごとに説明がばらばらで、どれが正しいのか迷いがちです。この記事では、OpenClawのskillとは何かという基本から、正しい追加方法、おすすめスキルの探し方、安全に使うための注意点までを、順を追って紹介します。

  • OpenClawのskillは、SKILL.mdに書いてツールの使い方をエージェントに教える指示ファイルです
  • 追加方法はClawHubからのコマンド・フォルダの手動配置・Git/ローカルの3通りで、反映は新しいセッションからです
  • 第三者のスキルは、ClawHubのセキュリティ審査と提供元の確認で見極めてから入れます

目次

OpenClaw skillとは?AIエージェントに作業手順を教えるファイル

OpenClaw skillとは何かを示す画像

OpenClawのskillとは、AIエージェントに「どんなときに、どのツールを、どう使うか」を教える指示ファイルです。中身は、SKILL.mdというMarkdown形式のファイルに手順を書く形になっています(OpenClaw公式ドキュメント)。

スキルを追加すると、そのエージェントがこなせる作業が増えていきます。決まった書式でのファイル作成や、外部サービスとの連携などを、毎回細かく指示しなくても任せられるようになります。まずは「skill=やり方を書いた指示ファイル」と覚えておくとスムーズです。OpenClawそのものについては、OpenClawとは何かを解説した記事もあわせてどうぞ。

ToolsとSkillsの違い|スキルは「使い方の指示書」

OpenClawには、skillとよく似た言葉でToolsという仕組みがあります。この2つは役割が違います。Toolsはエージェントが実際にできること、つまり能力そのものを指します。いっぽうスキルは、そのToolsをいつ・どう使うかを教える指示にあたります。

スキルは能力を新しく授けるものではなく、すでにある能力の使い方を教えるものです。そのため、スキルを増やすことと、エージェントに許可する操作の範囲を広げることは、別の話になります。なお公式ドキュメントでは、スキルをどこに置くか(置き場所の優先順位)と、どのエージェントが使えるか(可視範囲)が、別々の設定として説明されています(OpenClaw公式ドキュメント)。

OpenClaw skillの仕組み|動作する条件とスキルの種類

OpenClaw skillの仕組みを示す画像

スキルを扱う前に、SKILL.mdの書き方と置き場所、反映のタイミングを押さえておきます。まず、SKILL.mdの中で最低限必要な項目は、スキルの名前を表すnameと、内容を表すdescriptionの2つです(OpenClaw公式ドキュメント)。

置き場所にはいくつかの階層があり、優先順位が決まっています。読み込み元は、ワークスペース、プロジェクト単位のエージェント、個人のエージェント、マネージド/ローカル、同梱スキル、追加ディレクトリ(プラグインのスキルを含む)の6階層です。上位に置いたものが優先され、同じ名前のスキルが複数あるときは、より上位の場所にあるものが使われます。

反映のタイミングにも決まりがあります。OpenClawはセッション(エージェントとの一連のやり取りの単位)が始まった時点で使えるスキルの一覧を確定し、その間は同じ一覧を使い続けます。そのため、スキルを足したら新しいセッションを始めると反映されます。

OpenClaw skillの追加方法|ClawHub・手動配置・Git/ローカルの3通り

ここからは、実際にOpenClaw skillを追加する方法を紹介します。やり方は大きく3通りあります。

1つ目は、ClawHubから入れる方法です。ClawHubはコミュニティのスキルが公開されているレジストリで、コマンドで導入できます。ワークスペースに入れるならopenclaw skills install @owner/<slug>と実行し、手元で動かしているすべてのエージェントで共有したいときは末尾に--globalを付けます(OpenClaw公式ドキュメント)。

2つ目は、SKILL.mdを含むフォルダを、OpenClawが読み込むディレクトリ(ワークスペースのskillsフォルダなど)に直接置く方法です。自分で書いたスキルや、手元にあるスキルを使うときに向いています。

3つ目は、GitリポジトリやローカルパスからCLIで入れる方法です。Gitからならopenclaw skills install git:owner/repo@refと実行し、手元のフォルダからならopenclaw skills install ./path/to/skillのように指定します。

なお、追加したスキルは、基本的には新しいセッションを開始すると反映されます。環境によってはセッション中に自動で更新される場合もありますが、うまく反映されないときは、新しいセッションを開始するか、必要に応じてGatewayを再起動してみてください。

サーバーの用意やコマンド操作に不安があるなら、環境構築済みのマネージドサービスで使う方法もあります(このあと紹介します)。

OpenClaw skillの探し方|ClawHubで公式・人気スキルを見つける

OpenClaw skillの探し方を示す画像

どんなスキルがあるのかを知りたいときは、ClawHubを見にいくのが早道です。ClawHubにはコミュニティのスキルが公開されていて、用途から探せます。

選ぶときに見ておきたいのは、提供元が信頼できるか、最近も更新されているか、動かすために必要な条件(対応するツールやサービス)が自分の環境に合うか、の3点です。公開されているスキルは入れ替わっていくので、最新の一覧は公式のClawHubで確認します。

初心者におすすめのOpenClaw skill6選

初心者におすすめのOpenClaw skillを示す画像

はじめて入れるなら、使う場面が多いものから選ぶのが定石です。公式ドキュメントとClawHubで実際に公開されているスキルから、6つ選びました。

  • Weather:天気と予報を取得できるスキルです。APIキーがいらないので、最初のお試しに向いています。
  • browser-automation:ブラウザを開いて、複数ステップの操作を任せられるスキルです。調べものやweb操作を任せたいときに使えます(browserプラグインが提供します)。
  • Github Tools:ghコマンドを使ってGitHubを操作するスキルです。イシューやプルリクエストの確認に役立ちます。
  • Gog:Gmailやカレンダー、ドライブなどGoogle Workspaceと連携するスキルです。日々のやり取りを任せたいときに便利です。
  • Skill Vetter:スキルをインストールする前に安全性を審査してくれます。第三者が作ったスキルを使うときの事前チェックに向いています。
  • self-improving agent:やり取りの中で得た学びやエラー、ユーザーからの修正点を記録し、次回以降の対応改善に役立てるスキルです。エージェントの振る舞いを少しずつ改善したいときに使えます。

コーディング支援なら、OpenClawに同梱されているcoding-agentもあります。既定では無効なので、使うときは設定で有効にします。ほかにもClawHubには多数のスキルが公開されているので、用途から探すのが早いです。

OpenClaw skillを安全に使うための注意点

便利な反面、第三者が作ったスキルには注意も必要です。スキルはエージェントの動き方に影響するため、中身のわからないものをそのまま入れるのは避けてください。

ClawHubには、公開されているスキルのリスクを調べる仕組みとして、ClawScanという独自のセキュリティ審査があります。マルウェアや不審な挙動を判断する材料として、セキュリティ検査サービスのVirusTotalの情報も使われます(ClawHub公式ドキュメント)。ただし、こうした分析があっても導入後の安全まで保証されるわけではありません。

入れる前には、提供元がはっきりしているか、更新が続いているか、必要以上の条件や権限を求めていないかを確認しておくと安心です。

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AIエージェントを動かす場所は、大きく分けて自分のPC(ローカル)か、サーバー(クラウド)かに分かれます。さらにクラウドは、自分でサーバーを構築するVPSと、環境構築済みのマネージドに分かれます。コマンド操作やサーバー管理に自信がない場合に向いているのが、マネージドです。

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料金は月額1,200円(税込)で、お試し用のAI無料枠もついています。まず試してから、続けるかどうかを決められます。国内のマネージドサービスのなかで初めてHermes Agentに正式対応したサービスでもあり、チャットアプリはDiscordなどに対応しています。

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よくある質問(FAQ)

追加したスキルが反映されないのはなぜですか?

OpenClawはセッションが始まった時点で使えるスキルを確定するため、追加した直後の同じセッションには反映されません。新しいセッションを始めると使えるようになります。

OpenClaw skillは自分で作れますか?

作れます。SKILL.mdにnameとdescriptionを書き、手順をMarkdownでまとめれば、自分専用のスキルになります。まずは短いスキルから試すと、仕組みがつかめます。

スキルを使うのにお金はかかりますか?

OpenClaw本体とスキルの仕組みはオープンソースで無料です。ただしエージェントを動かすためのサーバー代と、AIモデルのAPI料金は別途かかります。マネージドサービスを使う場合は、その利用料に何が含まれるかを確認してください。

まとめ

OpenClawのskillについて、要点を振り返ります。

  • skillはSKILL.mdでツールの使い方を教える指示ファイルで、nameとdescriptionが基本になる
  • 追加はClawHubのコマンド、フォルダの手動配置、Git/ローカルの3通りで、反映は新しいセッションから
  • 第三者のスキルはClawScanでの審査と提供元の確認をしてから入れる

最初はスキルの種類や置き場所に戸惑うかもしれませんが、一度追加の流れをつかめば、自分の使い方に合わせて少しずつ増やしていけます。まずは使う場面の多いスキルをひとつ入れて、動きを確かめてみてください。

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