Hermes Agent

Hermes Agent vs OpenClawどっちを選ぶ?違いを比較!

自分で動かせるオープンソースのAIエージェントを調べていると、何度も名前を見かけるのがHermes AgentとOpenClawの2つではないでしょうか。

「使うほど賢くなる」と紹介されるHermes Agentと、「あらゆるサービスにつながる」と謳うOpenClaw。どちらもGitHubスターは数十万規模に達し、ソフト本体はMITライセンスで無料、サーバーさえあればすぐ動き始めます。それでも実際にインストールする前に、自分の使い方にどちらが合うのかは見極めておきたいところです。

この記事では、Hermes AgentとOpenClawの機能を一つずつ並べて比較し、はっきり差が出るポイントと、目的別の選び方まで整理しました。全体像から確認したい方は、後半の比較表まで読み飛ばしてください。

目次

そもそもHermes AgentとOpenClawとは?

そもそもHermes AgentとOpenClawとは?

Hermes Agent(Nous Research)

Hermes Agentは、AI研究組織のNous Researchが2026年2月に公開したオープンソースのAIエージェントです。「経験からスキルをつくり、使いながら改善し、利用者の理解を深めていく」自己改善型の設計が最大の特徴で、公開から3か月でGitHubスターは17万を超える規模に成長しました(2026年5月時点)。Linux・macOS・WSL2に加え、Termuxやネイティブ版Windows(早期ベータ)にも対応します。

OpenClaw(Peter Steinberger)

OpenClawは、オーストリア人エンジニアのPeter Steinbergerが2025年11月にClawdbotとして公開したオープンソースエージェントです。Anthropicとの商標調整を経て、2026年1月末にMoltbot、その数日後にOpenClawへと改名されました。「Any OS. Any Platform.」を掲げ、22以上のチャットアプリと幅広いOSに対応する点が特徴で、GitHubスターは37.5万に達しています。

それぞれの仕組みや使い方の詳細は、「Hermes Agentとは?読み方や3つの特徴・できることをわかりやすく解説」で個別に解説しています。

Hermes AgentとOpenClawの違いは、実は1つだけ

Hermes AgentとOpenClawの違い

両者の違いを一言で言うと、「使うほど賢くなる」Hermes Agentと、「実績で選ばれる定番」OpenClawです。ただし正直なところ、公式に公開されている機能だけを見比べると、できることに大きな差はありません。

ほとんどの機能は両者で共通している

対応チャットアプリ(どちらも20以上)、MCP連携、cronによる定期実行、ファイルベースのメモリと検索、スキルの仕組み、Androidアプリまで、主要な機能はどちらもひととおりそろっています。「接続の広さ」や「スケジュール実行」はどちらか一方の強みではなく、両者に共通する前提だと考えてかまいません。

メモリの持ち方も大きくは変わりません。どちらもMEMORY.mdなどのMarkdownファイルに記憶を書き出し、セッションをまたいで読み込み直す方式です。OpenClawは、会話が圧縮される前に重要な内容をメモリファイルへ書き出すよう自動で促すメモリフラッシュも備えています。

はっきり差が出るのは「自己改善するかどうか」だけ

Hermes Agentは「使うほど賢くなる」自己改善ループを設計の中心に置いています。利用者の指示や会話から再利用できる手順を抽出してMarkdown形式のスキルファイルに保存し、同じタスクを2回目に頼んだときには1回目を改善した状態で実行します。使うほど自分専用の手順がたまっていくのが、ほかにはない特徴です。

OpenClawにもスキルマーケットのClawHubはありますが、手順を自動で抽出して改善し続けるループは持っていません。逆に言えば、自分専用に手順を育てて長く使いたいならHermes Agent、それ以外の用途ならどちらでもほぼ同じことができます。機能表を眺めて迷うより、気になった方を選んで実際に触ってみるのが一番の近道です。

Hermes Agent vs OpenClawの比較まとめ

ここまでの差分を一覧でまとめます。

項目Hermes AgentOpenClaw
開発元Nous Research(AI研究組織)Peter Steinberger(個人開発者)
公開時期2026年2月2025年11月(旧名Clawdbot)
ライセンスMITMIT
GitHubスター約17.1万約37.5万
設計思想自己改善ループ重視実績とエコシステム重視
対応OSmacOS/Linux/Windows(早期ベータ)/WSL2/AndroidmacOS/Linux/Windows(WSL2)/Android
対応LLMOpenAI/Claude/Gemini等(OpenRouter・Nous Portal経由で200以上のモデル)OpenAI/Claude/Gemini等(OpenRouter経由で多数のモデル)
対応チャットアプリDiscord/Slack/Telegram/WhatsApp/Signal/LINE/Microsoft Teamsほか22以上Discord/Slack/Telegram/WhatsApp/Signal/LINE/Microsoft Teams/WeChatほか22以上
外部ツール連携MCP対応(外部MCPサーバーを接続)MCP対応(外部MCPサーバーを接続)
メモリ方式Markdownファイルに永続保存(MEMORY.md/USER.md)Markdownファイルに永続保存(MEMORY.md等+圧縮前に自動保存)
自己改善ループ内蔵限定的
料金無料(OSS)/LLM実費別無料(OSS)/LLM実費別

数値だけ見るとOpenClawが先行して見えます。スター数・公開時期・コミュニティの規模で上回るためです。ただしこの数字は「より広く使われているか」を示すもので、自分の用途に合うかどうかとは別の話です。対応チャットアプリやMCP連携、格安モデルの組み合わせ、ファイルベースのメモリといった基本機能は両者ともそろっており、差は大きくありません。自分専用に手順を育てて長く使いたいならHermes Agentの自己改善設計が、長い実績や情報量の多さ、成熟したエコシステムを重視するならOpenClawが向きます。

そして両方とも自前のサーバーで動かす前提なので、構築と運用の手間はそれなりに発生します。「自分で構築する時間が惜しい」「まずはマネージドで触ってから決めたい」という方は、次の章で紹介するロリポップAIエージェントクラウドからチェックしてみてください。

※本記事の情報は2026年5月時点のものです。最新のスター数・対応プラットフォームは、Hermes Agent公式(https://hermes-agent.nousresearch.com/)およびOpenClaw公式(https://openclaw.ai/)でご確認ください。

構築の手間が気になるなら|ロリポップAIエージェントクラウド

「自前のサーバーは用意したくない」「まずは試してから本格運用を考えたい」という方には、マネージドサービスから始めるのが手軽です。

ロリポップAIエージェントクラウドは、サーバーの構築や運用を任せたままHermes Agentを動かせる、国内で初めてのマネージドサービスです。OpenClawの運用にも対応しています。1契約で動かせるのはHermes AgentかOpenClawのどちらか一方なので、まずは気になる方を選んで手軽に試せます。

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1. 申し込んだ当日から動かせる

サーバー構築やOS設定はロリポップAIエージェントクラウド側で完了済みです。Hermes AgentもOpenClawも、契約後すぐに使い始められます。インストール手順でつまずいて1日溶ける、というよくある足踏みがありません。

2. 月額1,200円+LLM API実費(無料お試し枠あり)

インフラ込みで月額1,200円です。LLMはClaude/ChatGPT/Codex/Geminiなどから選び、API利用分の実費だけ別途支払う構造になっています。APIキー登録なしで使える無料AI枠もあるので、課金の前にエージェントの動作を確認できます。

3. 日本語サポート+Discord・Slack・Telegramから操作可能

日本語で問い合わせでき、Discord・Slack・Telegramから話しかける形でエージェントを動かせます。海外のVPSやインフラに自分で契約しに行く手間がありません。

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まとめ

Hermes AgentとOpenClawの違いを振り返ります。

  • 違いは1点:Hermes Agentは使うほど賢くなる自己改善ループを内蔵。OpenClawは持たず、それ以外の機能はほぼ共通です
  • メモリの持ち方:どちらもMarkdownファイルに自動保存して引き継ぐ仕組みで、大きな差はありません

どちらも無料のオープンソースなので、最終的には触ってみての相性で判断する部分が残ります。サーバーの準備や運用の手間を省きたい方は、マネージドサービスで気になる方をまず動かし、本命を見極めてから本格運用に進む、という流れがスムーズです。

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