Hermes Agent

Hermes Agentは無料で使える?料金プランと費用の目安

Hermes Agent(ハーメスエージェント/ヘルメスエージェント)の料金は「ソフトウェア本体は無料、かかるのはインフラとLLMの利用料」という構造です。「無料で使える」と紹介されていても、実際に動かすには費用が発生します。

AIエージェントは新しいサービスが次々に出てきて、料金体系もまちまちです。月額制かと思えば別途APIの利用料が発生する構成もあり、Hermes Agentもこのパターンに当てはまります。

この記事では、Hermes Agentの料金を「ソフトウェア本体」「インフラ」「LLM」の3つに分解し、利用スタイル別の月額目安まで整理します。自分の使い方なら月額いくらかかるのかを判断する材料になります。

そもそもHermes Agentがどんなツールなのかを先に知りたい方は、Hermes Agentとは?読み方や3つの特徴・できることをわかりやすく解説もあわせてご覧ください。

  • Hermes Agent本体はMITライセンスのオープンソースで無料。実際にかかるのはインフラ代とLLMの利用料
  • ブラウザ操作を使う実用構成なら月1,200円ほど+LLM料金から、ヘビー利用だと月数万円に届く
  • 始め方は国内マネージド・セルフホスト・ローカルの3つ。どれを選んでもLLMは自由に選べる

目次

Hermes Agentの料金は?

Hermes Agentの料金は?

Hermes Agent本体は無料です。AI研究組織のNous Researchが公開しているオープンソースのAIエージェントで、MITライセンスのもと、商用利用も含めて自由に使えます。

ただし、実際に動かすには本体以外の費用が発生します。Hermes Agentは「ソフトウェア(無料)」「インフラ(有料)」「LLM(有料)」の3つで成り立っているためです。

Hermes Agentで実際にかかる料金の内訳

Hermes Agentで実際にかかる料金の内訳

「本体は無料」と聞くと、すべてタダで動くように感じられるかもしれません。実際には、ソフトを「動かす場所」と「頭脳」に費用がかかります。3つに分けて整理することで、月額の見通しを立てやすくなります。

① ソフトウェア本体:0円

Hermes Agent本体の費用はかかりません。インストールも公式の手順なら1コマンドで完了します。機能のロックや使用量の上限もなく、好きなだけ動かせます。

② インフラ:月1,200〜4,000円ほど(必要メモリで変わる)

Hermes Agentを動かす「場所」として、自分のPC・社内サーバー・VPS(仮想専用サーバー)などが選べます。常時稼働させたい場合は、24時間動き続けるVPSが定番です。

日本から契約しやすい主要なVPSプロバイダの料金目安は次のとおりです(2026年5月時点、税込)。メモリ容量で価格が変わるため、2GB・4GBを並べます。

  • ConoHa VPS:2GB月1,200円ほど/4GB月2,400円ほど(税込・公式
  • さくらのVPS(東京リージョン):2GB月1,900円ほど/4GB月3,900円ほど(税込・公式

自分のPCで動かす場合は0円ですが、PCを閉じるとエージェントも止まる点には注意が必要です。

③ LLM API:月数百円〜数万円(使い方とモデルで大きく変動)

3つの中でいちばんコスト差が出るのが、LLMの利用料です。Hermes Agentは主要なLLMに対応しているため、選んだモデルで月額が変わります。代表的な4ブランドの料金目安を、「軽め(1日に数回のタスク)」「標準(1日10〜30タスク/コード補助)」「ヘビー(常時自走でタスク処理)」の3シナリオ別にまとめました(2026年5月時点、単価は100万トークンあたり、USD→JPY換算は1USD=160円)。

Claude:文章・読解・コーディングまで万能

  • Claude Haiku 4.5:入力1ドル/出力5ドル(軽め約640円/標準約2,560円/ヘビー約12,800円)
  • Claude Sonnet 4.6:入力3ドル/出力15ドル(軽め約1,920円/標準約7,680円/ヘビー約38,400円)
  • Claude Opus 4.8:入力5ドル/出力25ドル(軽め約3,200円/標準約12,800円/ヘビー約64,000円)

出典:Anthropic公式

ChatGPT:汎用性に優れたGPT-5.4/5.5系

  • GPT-5.4 mini:入力0.75ドル/出力4.5ドル(軽め約530円/標準約2,130円/ヘビー約10,670円)
  • GPT-5.4:入力2.5ドル/出力15ドル(軽め約1,810円/標準約7,250円/ヘビー約36,260円)
  • GPT-5.5:入力5ドル/出力30ドル(軽め約3,630円/標準約14,400円/ヘビー約72,000円)

出典:OpenAI公式

Gemini:長文・マルチモーダル向け

  • Gemini 3.5 Flash:入力1.5ドル/出力9ドル(軽め約1,080円/標準約4,310円/ヘビー約21,500円)
  • Gemini 3.1 Pro(プレビュー版):入力2ドル/出力12ドル(軽め約1,440円/標準約5,740円/ヘビー約28,700円)

出典:Google Gemini公式

どのモデルをどう使い分けるかは、実際の用途によって変わります。具体的な使い方はHermes Agentの使い方|初心者がまず試したい4つのユースケースで紹介しています。

→ サーバー準備なしでHermes Agentを始めたい方は、ロリポップAIエージェントクラウドを見てみる

方法別|Hermes Agentにかかる費用3パターン(国内マネージド・セルフホスト・ローカル)

Hermes Agentにかかる費用3パターン

Hermes Agentを始めるルートは大きく3つあります。月額の目安と、向き不向きを順番に見ていきます。金額はいずれも2026年5月時点の一例で、選ぶLLMや使用量によって上下します。

方法①国内マネージド:月1,200円+LLM利用料が目安

ブラウザだけでHermes Agentを動かせる、国内事業者のクラウドサービスを使う方法です。サーバー契約もインストール作業も不要で、日本円の定額で月額の見通しが立ちやすいのが特長です。

費用の目安は、サービス料金+LLM利用料です。2026年4月にリリースされたロリポップAIエージェントクラウドの場合、月1,200円(税込)にLLM実費が加わる構成で、お試し用の無料AI枠から始められます。Hermes Agentに対応した国内マネージドサービスは、現時点ではこのサービスが該当します。今後、同種の国内マネージドサービスが増える可能性があります。

方法②セルフホスト:VPS代月1,200円〜+LLM利用料が目安

自分で契約したVPSにHermes Agentをインストールして動かす方法です。設定の自由度が高く、使うモデルやサーバー構成を自分で細かく調整できます。

費用の目安は、VPS代+LLM利用料です。必要なVPSのスペックは、どのような使い方をするかによって変わります。

LLMをAPI経由で使い、チャット中心に利用する場合、Hermes Agent本体は数百MB程度のメモリでも動作します。ただし、OSなどの基本環境も含めると、1GBでは余裕がありません。

また、Hermes AgentやOpenClawでブラウザ操作を行う場合は、ブラウザ本体に加えて制御用のNode.jsも動作します。そのため、一時的なメモリ使用量が1.2〜1.8GB程度まで上がることがあります。

実用的に使うなら、VPSは2GBメモリ以上がひとつの目安です。複数のタスクを安定して動かしたい場合は、4GB程度を見ておくと安心です。

方法③ローカル(自分のPC):0円+LLM利用料

自分のPCにHermes Agentをインストールして動かす方法です。サーバー契約は不要で、本体の費用もかかりません。かかるのはLLMの利用料だけです。

ただし動くのはPCを起動している間だけで、PCを閉じたりスリープすると止まります。24時間動かしたい場合はPCをつけっぱなしにしておく必要があり、その間は電気代やPCの占有が発生します。まずは無料で試したい人や、日中だけ使えれば十分な人に向いています。

3つの方法を5観点で比較

観点①国内マネージド②セルフホスト③ローカル(自分のPC)
初期構築不要自分で行う自分のPCにインストール(サーバー契約は不要)
月額の目安定額1,200円+LLM実費VPS代(2GB 1,200円前後)+LLM実費0円+LLM実費
APIキー無料AI枠なら不要で開始可能必要必要
常時稼働◯(24時間)◯(24時間)△(PCをつけっぱなしにすれば可・閉じると停止)
向いている人手軽さを重視する人自由度・拡張性を重視する人まず無料で試したい人

手間なく始めるなら|ロリポップAIエージェントクラウド

「料金は気になるけれど、サーバー作業に時間を使いたくない」方には、ロリポップAIエージェントクラウドが向いています。国内のマネージドサービスのなかで初めてHermes Agentに正式対応した、マネージド型のクラウドサービスです。

月額1,200円(税込)で、Hermes Agentを動かすための環境がすべて用意されます(公式)。サーバー構築・OSの更新・セキュリティ対策はサービス側で行うため、Linuxやターミナル操作に触れる必要はありません。LLMはセルフホスト同様、OpusやGPT-5など好きなモデルを選択できます。

ロリポップAIエージェントクラウドの3つの強み

  • お試し用の無料AI枠つき:最初はAPIキーの登録なしで触れて、本格利用に切り替えるタイミングで自分のLLMを登録します
  • 24時間稼働と自動更新:サーバー保守やセキュリティ更新はサービス側で行うため、PCを閉じてもエージェントは動き続けます
  • 好きなLLMを後から差し替えられる:Claude・ChatGPT・Codex・Geminiなど主要LLMに対応しており、用途や予算に合わせて切り替えられます

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まとめ

Hermes Agentの料金を振り返ります。

  • 本体は完全無料:MITライセンスのオープンソースで、機能制限や有料プランはありません
  • かかるお金はサーバー代とLLM利用料:ブラウザ操作を使う実用構成なら月1,200円ほど+LLM料金から、ヘビー利用だと月数万円に届きます
  • 「自分で組む」「マネージドに任せる」の二択:どちらを選んでもLLMは自分で選べます

ソフトウェアそのものが無料という強みを活かしつつ、自分の使い方に合った構成を選べば、Hermes Agentは月額千円台から始められるAIエージェントです。

まずはマネージドで体験してから、慣れてきたらセルフホストに移していく、という段階的な始め方もできます。ブラウザだけでHermes Agentを動かせるため、最初の一歩として扱いやすい構成です。

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