OpenClaw公式アプリが登場!スマホからAIエージェントを操作しよう
SNSのタイムラインを眺めていたら「OpenClawアプリが出た」という投稿が流れてきた、そんな週末を過ごした方も多いはずです。
2026年6月29日、OpenClawの公式モバイルアプリがiOS・Androidで同時にリリースされました。自宅のPCで動いているAIエージェントを、手元のスマホからそのまま操作できます。
「アプリを入れるだけで動くの?」「PCがなくても使えるの?」と気になった方も多いはずです。
この記事では、OpenClaw公式アプリの特徴と使い方を、インストールから初期設定まで手順つきで解説します。
- OpenClaw公式アプリはiOS・Android両対応で無料、自宅PCのGatewayと連携して動くリモート操作用のアプリ
- スマホのカメラ・マイク・位置情報など端末固有のセンサーをAIエージェントに渡せる
- インストールからGatewayとのペアリングまで5ステップで完了する
- アプリ自体は無料だが、AIの応答にはLLMのAPI料金が利用量に応じて別途かかる
OpenClawの公式アプリとは

2026年6月29日、OpenClaw FoundationがiOS・Android向けの公式アプリを同時リリースしました。
iOSでのアプリ名は「OpenClaw - AI that does things」。Google Playでも「OpenClaw」として公開されており、どちらも無料です。
押さえておきたいのは、このアプリはアプリ単体では動かないという点です。自宅PCで稼働しているOpenClaw Gateway(本体)とペアリングして初めて使えます。接続はQRコードまたはセットアップコードで行います。
なお、OpenClawは創設者のPeter SteinbergerがOpenAIに入社したことに伴い、プロジェクトはOpenClaw Foundationへ移管されました。
OpenClawアプリ3つの特徴

自宅PCのAIエージェントをスマホから操作できる
OpenClawアプリの基本は、自宅PCで動いているGateway(本体)への接続です。スマホからGatewayに接続し、外出先からテキストでの指示やリンクの共有、タスクの承認を行えます。
初回のペアリングは同じネットワーク(LAN)上で行いますが、一度接続すれば、Tailscaleなどのツールを設定することで外部ネットワーク経由の接続にも対応しています。自宅のPCが起動していれば、通勤中でも出張先でもAIエージェントに指示を出せます。
スマホのカメラ・マイク・位置情報をAIに渡せる
PCにはないスマホ固有のセンサーをAIエージェントに渡せるのが、モバイルアプリならではの強みです。
iOS版では、カメラ、スクリーンショット、マイク(リアルタイム音声チャット)、位置情報、写真ライブラリ、連絡先、カレンダー、リマインダーへのアクセスに対応しています。
Android版では、これらに加えてSMSの読み取り、通知の転送、アプリ管理、デバイス情報の取得にも対応しています。
どのアクセスも端末の設定で個別に管理し、不要なものは後からオフに切り替えられます。
データは自分のPCだけに残る(ローカルファースト設計)
OpenClawアプリで送受信したデータは、すべてユーザーの自宅PCにあるGatewayに保存されます。企業のクラウドサーバーを経由する構成ではありません。
App Storeのプライバシー情報にも「Data Not Collected」と明記されており、アプリ側でユーザーデータを収集しない設計です。
外部ネットワーク経由で接続する場合は、TLS/WSSによる暗号化通信に対応しています。ただし、AIの応答を生成するためにLLMプロバイダーのAPIへリクエストを送る通信は発生します。
アプリでできること

スマホからAIエージェントへの主な操作を整理します。
テキストやリンク、写真などのメディアをスマホから直接AIに送れます。ブラウザで見つけた記事のURLを送って要約を頼んだり、撮った写真の内容を読み取らせたり。スマホで得た情報をそのままAIに渡せます。
リアルタイムの音声チャットにも対応しており、ハンズフリーでAIに指示を出せるため移動中や手が離せない場面で重宝するでしょう。バックグラウンド動作にも対応していますが、iOS版ではOSの制約で音声機能が一時停止する場合があります。
アクション承認も見逃せません。AIがファイル変更やメール送信を実行する前にスマホへプッシュ通知が届き、承認または却下を選べます。外出先からでもAIの行動を管理する仕組みです。
iOS版とAndroid版には機能の違いがあります。
テキスト・リンク・メディア共有、リアルタイム音声チャット、アクション承認・通知、Canvas(HTML表示)、カメラ・マイク・位置情報はiOS・Android共通です。
Android版ではさらに以下の機能にも対応しています。
- SMSの読み取り
- 通知の転送
- アプリ管理
- デバイス情報取得
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インストールと初期設定の手順【5ステップ】

ここからは、OpenClawアプリを使い始めるまでの流れを5つのステップで説明します。
ステップ1|自宅PCにOpenClaw Gatewayを用意する
OpenClawアプリは単体では動きません。まず自宅のPC(macOS・Linux、またはWindowsのWSL2環境)にOpenClaw Gatewayをインストールして起動しておく必要があります。
Gatewayの導入がまだの方は、先にこちらの記事を参考にセットアップを済ませてください。
すでにGatewayが動いている方は、次のステップへ進みましょう。
ステップ2|アプリをダウンロードする
iPhoneの方はApp Storeで「OpenClaw」と検索してください。Androidの方はGoogle Playから入手できます。
どちらも無料です。開発元が「OpenClaw Foundation」であることを確認してからダウンロードしてください。
ステップ3|Gatewayとペアリングする
アプリを起動すると、ペアリング画面が表示されます。自宅PCのGateway管理画面に表示されるQRコードをスマホのカメラで読み取ってください。QRコードが使えない場合は、セットアップコードを手入力する方法もあります。
スマホとPCが同じネットワークに接続されていることを確認してください。接続が完了すると確認画面が表示されます。
ステップ4|デバイスアクセスを許可する
ペアリングが完了すると、カメラ・マイク・位置情報などへのアクセス許可を求めるダイアログが出てきます。
すべてを許可する必要はありません。使いたい機能に応じて選んでください。たとえば音声チャットだけ試したいなら、マイクだけ許可すれば十分です。
許可設定は後からいつでも切り替えられます。iPhoneの場合は「設定」アプリからOpenClawを選んで個別に切り替えられます。
ステップ5|最初のメッセージを送ってみる
チャット画面が開いたら、テキスト入力欄にメッセージを入力して送信してみましょう。「今日の予定を教えて」「このURLの内容を要約して」など、短い指示で構いません。
Gatewayからの応答が返ってきたら、初期設定は完了です。
音声チャットモードへの切り替えにも対応しています。話しかけるだけでAIに指示を出せるため、手が離せない場面で便利です。
この手順は2026年6月時点のものです。最新の手順は公式ドキュメントをご確認ください。
使うときに知っておきたい注意点

OpenClawアプリを使ううえで、事前に知っておきたい注意点が3つあります。
1つ目は、Gatewayが起動していないとアプリは使えないということです。スマホアプリはあくまでGatewayへの接続手段なので、自宅PCの電源が入っていてGatewayプロセスが動いている必要があります。
外出先から使う場合はTailscaleなどのVPNツールの設定か、Gatewayのリモートアクセス有効化も必要です。またiOS版はiOS 18.0以上が必須なので、古い端末では事前に確認してください。
2つ目はコストについてです。アプリのダウンロードは無料ですが、AIの応答にはLLMプロバイダー(Claude、ChatGPTなど)のAPI料金が利用量に応じて別途かかります。
3つ目はデータの扱いです。アプリで送受信したデータはすべて自宅PCのGatewayに保存され、外部サーバーには送信されません。ただしLLM APIへのリクエストは外部に出るため、機密情報の取り扱いには注意が必要です。
ロリポップAIエージェントクラウドでも準備を始めよう
ここまで読んで「Gatewayの構築が面倒そう」と感じた方には、ロリポップAIエージェントクラウドという選択肢があります。サーバーの構築・運用・保守を任せたまま、OpenClawを使えるマネージドサービスです。
現時点では、OpenClawアプリからロリポップAIエージェントクラウドへの直接接続には未対応です。アプリからマネージド環境のGatewayへ接続する機能は、2026年7月中の対応を予定しています。
今すぐできることもあります。スマホのブラウザからロリポップAIエージェントクラウドのOpenClawにアクセスして操作する方法もあります。アプリ対応が始まる前にスキルの追加やLLMの設定を自分好みにカスタマイズしておけば、対応開始後すぐに切り替えられるでしょう。
月額1,200円(LLMのAPI料金は利用量に応じて別途)、サーバー準備不要で利用を始められます。
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よくある質問
OpenClawアプリは無料ですか?
アプリ自体は無料です。App Store・Google Playのどちらからも無料でダウンロードできます。ただし、AIの応答を生成するにはLLMプロバイダーのAPI料金が利用量に応じて別途かかります。
iPhoneとAndroidで機能に違いはありますか?
テキストチャット・音声チャット・アクション承認・通知は共通です。Android版ではSMSの読み取り、通知の転送、アプリ管理、デバイス情報取得といった追加機能が使えます。
PCがなくてもアプリだけで使えますか?
使えません。OpenClawアプリは自宅PCで動くGateway(本体)に接続して動作します。Gateway単体ではAI処理を行い、アプリはその操作・閲覧の手段です。
外出先からでも操作できますか?
操作できます。TailscaleなどのVPNツールを設定するか、Gatewayのリモートアクセスを有効にすれば、外出先のモバイル回線からでも自宅のGatewayに接続できます。
対応しているiPhoneの機種は?
iOS 18.0以上を搭載したiPhone・iPad・Apple Watchに対応しています。iOS 18.0にアップデートできない古い端末では利用できません。
データはどこに保存されますか?
すべてのデータは自宅PCのGatewayに保存されます。外部のクラウドサーバーへデータは送信されません。App Storeのプライバシー情報にも「Data Not Collected」と記載済みです。
ロリポップAIエージェントクラウドでもアプリは使えますか?
現時点ではアプリからの直接接続には対応していませんが、2026年7月中の対応を予定しています。今はスマホのブラウザからOpenClawを操作可能です。
まとめ
OpenClaw公式アプリのポイントを振り返ります。
- OpenClaw公式アプリはiOS・Android両対応で無料。自宅PCのGatewayとペアリングして使う
- カメラ・マイク・位置情報などスマホのセンサーをAIに渡せるのが、モバイルアプリならではの特徴
- インストールからペアリングまで5ステップで完了。Gatewayが動いていればすぐ始められる
「サーバーの構築が不安」「まずは手軽に試したい」という方は、ロリポップAIエージェントクラウドでOpenClawを始めてみてください。ブラウザからすぐ使えて、アプリ対応も7月中に控えています。
スマホからAIエージェントに指示を出せる時代が来ました。自宅PCの準備ができたら、アプリを入れて最初の一言を送ってみてください。
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