Gitの基本操作

ロリポップ!でのGitの基本操作方法についてご説明します。

Gitとは、htmlやcss、PHP、Ruby等のソースコードの変更履歴を管理するための分散型バージョン管理システムです。 変更履歴を記録、追跡できるので、過去の変更を閲覧したり、ホームページを過去の状態へ戻すことができます。

操作中SSHを利用します。SSHは、スタンダードプラン、エンタープライズプランでご利用いただけます。 他のプランの方はプラン変更を行ってください。
Gitのインストールや詳しい使い方等に関してはサポート対象外となります。詳しくはGit公式サイトをご覧ください。

お客様のパソコン上でのGitのユーザー設定、ロリポップ!サーバー上での準備、お客様のパソコン上での準備(リポジトリの作成)を順にご説明します。Gitの基本的なコマンドもご紹介します。

全てコマンドラインツールを利用して設定します。Windowsは『コマンドプロンプト』や『TeraTerm』、Macでは『ターミナル』等をご利用ください。

Gitのユーザー設定

メールアドレス、ユーザー名の設定
ご希望のメールアドレスとユーザー名を設定します。この設定は作業内容を記録する際に利用されます。
  • // メールアドレスを設定
  • $ git config --global user.email "hoge@example.com"
  • // ユーザー名を設定
  • $ git config --global user.name "hoge"
$マークは、その入力例がコマンドラインであることを示しています。
色の設定
Git利用時の出力色の設定をします。
  • // 出力の色を自動設定
  • $ git config --global color.ui auto
ユーザー設定の確認
ユーザー設定の確認をします。
  • // ユーザー設定を一覧で表示
  • $ git config --global --list
ユーザー設定の内容が表示されます。
  • user.name=hoge@example.com
  • user.name=hoge
  • color.ui=auto

ロリポップ!サーバー上での準備

サーバーへの接続
SSHでロリポップ!のサーバーに接続します。
SSH接続の設定、『SSHアカウント』、『SSHサーバー』の確認方法はSSHについてをご覧ください。
ディレクトリの作成
ホームページのデータを収納するディレクトリを作成し、移動します。
このマニュアルではディレクトリ名を『hogemoge』としてご説明します。
  • //『hogemoge』ディレクトリを作成
  • $ mkdir hogemoge
  • //『hogemoge』ディレクトリへ移動
  • $ cd hogemoge
ディレクトリ名は英数字で作成してください。
ロリポップ!のサーバーには『web』ディレクトリがありますが、『web』以下の階層にはFTP等でアップロードしたファイルが含まれます。『web』は削除しないでください。またGit管理する情報の中に秘匿情報が含まれる場合は『web』以下の階層にディレクトリを作成しないでください。
リポジトリの作成
リポジトリとはファイルやフォルダの状態を記録する場所です。
『hogemoge』ディレクトリをGitリポジトリに変換します。
サーバー上のリポジトリをリモートリポジトリと呼びます。
  • //『hogemoge』ディレクトリをGitリポジトリに変換
  • $ git init --bare --shared
出力された文字列に『/home/users/』から始まるパスが表示されます。このパスはリモートリポジトリのフルパスです。
後の作業で必要になります。
  • Initialized empty shared Git repository in /home/users/*/*****/web/hogemoge/
サーバー接続の終了
サーバー上での作業は以上です。SSH接続を終了します。
  • // SSH接続を終了
  • $ exit

お客様のパソコン上での準備(リポジトリの作成)

リモートリポジトリのclone(コピー)
サーバー上の『hogemoge』リポジトリをお客様のパソコンにclone(コピー)します。 clone実行したディレクトリに『hogemoge』リポジトリを作成します。
  • // リモートリポジトリをclone(コピー)
  • $ git clone ssh://SSHアカウント@SSHサーバー:2222リモートリポジトリのフルパス
『SSHアカウント』、『SSHサーバー』の確認方法はSSHについてをご覧ください。
SSHパスワードの入力
cloneを実行するとパスワードの入力を求められます。
お客様の『SSHパスワード』を入力します。
  • *****@ssh***.lolipop.jp's password:
『SSHパスワード』の確認方法はSSHについてをご覧ください。
入力したパスワードは画面上には表示されません。
『done』と表示さると、clone完了です。
  • warning: You appear to have cloned an empty repository.
  • Checking connectivity... done.

コマンドの紹介

Gitの基本的なコマンドをご紹介します。


git init
指定したリポジトリをGitリポジトリとして設定します。

$ git init


git branch
新しいブランチを作成します。

$ git branch 作成するブランチ名

ブランチ一覧が表示されます。

$ git branch


git checkout
ブランチの切り替えを行います。

$ git checkout 移動するブランチ名


git status
最新のコミットから変更を加えられたファイルを表示します。

$ git status


git add
ファイルやディレクトリのうち、コミットするファイルを指定します。

$ git add ファイル名

変更したすべてのファイル、ディレクトリを指定します。

$ git add –A


git commit
指定されたファイルをコミットします。『-m』のあとにコミットメッセージを入力します。

$ git commit -m "コミットメッセージ"


git push
リモートリポジトリに変更を書き込みます。これまでに行ったコミットがリモートリポジトリに送信されます。

$ git push origin ブランチ名


git pull
リモートリポジトリからローカルリポジトリに変更を取り込みます。複数人で同じリポジトリを使って作業する場合、他の人がリポジトリ上へプッシュした変更内容を、ローカルリポジトリに取り込むことができます。

$ git pull origin master


git log
コミットの履歴を表示します。

$ git log


マニュアルのトップへ